妙心寺退蔵院の茶菓子
昔、ここには宮本武蔵も訪れたことがある。
退蔵院の目玉で国宝に指定されているのが『瓢鮎図』。
だから境内のいろいろな場所で鮎と瓢箪のデザインにお目にかかる。
「鮎」は中国由来で「なまず」のことを指す。
日本ではなまずは「鯰」と書くが、これは国字(日本の文字)なので、退蔵院では古来からの「鮎」の文字を使用している。
退蔵院には余香苑という名園があり、この庭を茶室「大休庵」から観賞しながら抹茶+瓢鮎菓子をいただける(*^_^*)
だれにも邪魔をされたくない至福のひととき(^^)
だから団体客が退出するのを見計らって抹茶を注文する(^^;)
これ寺巡りの極意。
境内には赤萩が綺麗に咲き誇っていました。
京都は普段哲学のできない私の哲学を探究する唯一の場所なのかもしれませんね。寺の庭を観ているだけで人生を行ったり来たりできるんですよ。それが私の場合、京都でなければだめなのです。京都には人生を見つめることのできる「空気」があるんです。寺にも、路地にも、料亭やレストラン、それにカフェにも・・・