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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

御所の鬼門を守る幸神社の猿の木造

ここは上京区寺町通今出川上る西入る幸神町。

ここに知る人ぞ知る小さな神社、幸神社(さいのかみのやしろ)がある。

詳細はさておき、幸神社は、社伝によると、創祀は平安京以前に遡るとし、延暦十三年(794)桓武天皇が平安京に遷都した際、都の東北(鬼門)に鬼門除けの守護神として造営されたと伝えられている。

また、鬼門を守る神として、本殿の北東側軒下には御幣を肩にした日吉山王の神使である猿の木像がある。

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京都の鬼門である北東には比叡山があり、邪気の侵入を防ぐ役割をしていて、比叡山には延暦寺を建立している。

その比叡山の琵琶湖側の麓には日吉大社があり、日吉大社では猿が神の使いで「神猿(まさる)」と言って、「神猿」は「魔去る・勝る」に通じることから猿を祀ったと言われている。

幸神社の猿の木造はその存在を知らなければ絶対に見つけることができない場所にひっそりと存在する。

京都御所の猿ヶ辻の猿、赤山禅院の猿と共に、御所の鬼門を守っている。
by doitsuwine | 2013-02-25 17:51 | 京都 | Comments(0)