法然院の白砂壇
京都で私が好きな有数の寺であることは以前に書いた。
山門を入ると、両側に白い盛り砂、白砂壇(びゃくさだん) がある。
水を表わす砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味している。
汚れ多い我が身を清めるには最良の場所^^;
描かれる模様は、季節により変えられるという。
この写真を撮影したのは多分正月(ここへは何度も行っているので記憶が定かではない)。
一年の始まりということで左側の砂壇には「福寿」の文字が描かれている。
一方、右側の砂壇の模様は何だろうか。
鱗?
そういえば、法然上人が桜ケ池に大蛇身となり入定された皇円阿闍梨三枚半の鱗を御片身としてここ法然院に奉安されている。
単に鱗を描いて「泳ぐ魚」=水をイメージさせたのかもしれない。