「シュロス・ヨハニスベルク」
ヨハニスベルク村のシュロス・ヨハニスベルクは「聖ヨハネ山城」の意味の単一畑。
ラベルに村名を表記しないことを許されたドイツ国内では僅かに5つしかない最良の畑(特別単一畑)に指定されている。
ラインガウ「二山五城」の二山の一つである(五城ではない。二山のもう一つはSteinberg)。
1719~20年、ラインガウで最初にリースリングを限定栽培。世界で最古のリースリング畑として知られている。
メッテルニヒ・ヴィンネベルク侯爵家領地管理局「シュロス・ヨハニスベルク」の醸造所は、世界に最も名を知られたドイツの醸造所の一つである。メッテルニヒとは、言うまでもなく1815年ウィーン会議議長にしてオーストリア帝国宰相だったあのメッテルニヒのことである。彼はウィーン会議の功績によりこの地を下賜された。
1775年以来、常に最も素晴らしいワインがこのワイナリーで瓶詰めされている。
写真はこの山のぶどう畑の中を通る北緯50度線を示す指標。
ヨーロッパでは北緯50度がぶどう栽培の北限とされているが、 ここドイツではその50度線付近がぶどう栽培の最盛地なのである・・・・・・・・・・・・・・・
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