『ボティン』の「うずらの煮込み」
すでに以前、紹介済みのレストラン。
今回はそこでいただいた「うずらの煮込み」のお話
高級ブティックが建ち並ぶセラーノ通りを南下して、アルカラ門からシベーレス広場、そしてソル、マヨール広場ヘ行き、二度と来るか、と思った「ボティン」に再戦を仕掛けた(最初に苦労してこの店にたどりついたその晩、見事に入店を拒絶された、そう、予約で満員)。
今日も「ダメだ」と言われたら文句を言い散らかして出るつもりで入店
内心を悟られたのか「ワン・モーメント」の返事。
そして「どうぞ」と地下へ手招き。
内心やったー!と超感激!!
世界最古のレストランとしてギネスにも載る老舗。
しかもかつての貯蔵庫を改造してレストランに改装したあの地下空間で食事ができる。
マドリードで最高の時間を過ごした
日本語メニュー(これはいただいてきた)があるのが強み。
ここのおすすめが「仔豚の丸焼き」であることは事前研究でもちろん知っている。
しかし、一人であの仔豚をいただくのはちょっと・・・と思いつつ、メニューを見て目に止まったのが「うずらの煮込み」。
これに白ワインとオレンジジュースで決定。
うまいっ! 幸せなひととき
後で読んで知ったことだが、『地球の歩き方』にも「山ウズラのシチューを見つけたら、迷わず食べてみよう。野鳥料理はスペインでも珍重されている」と出ていた。
これをチョイスして正解だった。
やや濃い目のシチューはパンをいただくのに丁度よい。
これで美食の旅は終わった。もう思い残すことは何もない