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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

フリーメイソンのプロビデンスの目

ここはウィーンの中心、シュテファン寺院。

その地下はツアー見学のみ。

いままで入ったことがなかったので、今回初めてお邪魔。

今では観光客がぞろぞろ歩いているシュテファン広場のある場所は、14世紀のはじめころから市民の共同墓地となっていた。

1713年、ペストがヨーロッパ中に蔓延すると、人々はここへ死者の遺体を運び込んだ。

その数が余りにも多かったので、広場に設けられた穴から下へ遺体を投げ入れたという。

ガイドは、狭く、暗い迷路のような教会地下と、それに続く共同墓地の地下を案内してくれた。

人骨の山はさすがに気味が悪い002.gif

しかし、ここで思わぬモノに遭遇した。

フリーメイソンのプロビデンスの目。

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フリーメイソン陰謀論者やそれにまつわる都市伝説では、三角形に目を配したプロビデンスの目はフリーメイソンの象徴とされる。

この紋章がUSドル紙幣に描かれていることはアメリカ合衆国がフリーメイソンの支配下にある証拠だ、と唱える人もいる。

これらの図像学研究では、プロビデンスの目は「神が全てを見通す目」と考えている。

未完成のピラミッド型の建造物の上で、まわりを栄光の光によって囲まれる三角形の3つの目で監視するという意味。

神の目で人類を監視していることを示している。

アメリカのドル札だけではなく、日本の千円札を透かして見ると野口英世の左目と富士山の頂上付近が重なって見えるのが「プロビデンスの目」であるという。

日本銀行の紋章も、フリーメイソンがアメリカ合衆国と同じく日本経済にも関与していると考察する人もいる。
by doitsuwine | 2013-09-10 18:05 | オーストリア | Comments(0)