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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

東福寺光明寺の「波心の庭」その1

東福寺の最後は「光明院」へ。

門前へ来て、いきなりすごい立て看板を見る。

そこには次のように書かれている。

「多勢入山者は好みません庭の自尊心を傷つけますので是非にてと思われる方以外どうでも良いと思われます方は自問の上入山しないで下さい尚皆様方を信じて居るます故諸作法をお守り下さいますようお願い申し上げます右よろしく」

寺はこうでなくてはいけない。

ここには重森三玲作の枯山水庭園「波心の庭」がある。

白砂と杉苔の間に大胆に岩を配置している。

しかし、どうも私には重森三玲の発想が理解できない。

庭そのものに全然感動しないのだ。

デザインのセンスもまた理解不能。

彼の庭はどれも主義・主張が感じられないのだ。

ところが、こんな無味乾燥な庭も建物に救われているところがまた妙。

部屋の中から見る庭が実にいい。

まるで襖に描かれた絵のようなのだ。

e0297347_21141655.jpg


一つの庭を各部屋から見て、こんなに表情が変わるのも珍しい。

お気に入りの塔頭の一つ。
by doitsuwine | 2013-11-21 17:54 | 京都 | Comments(2)
Commented by 南アルプス市 斉藤 at 2013-11-23 06:53 x
お世話になります。有名な作庭家ですよね。しかし、私もこの石組みは、ちょっとと感じました。石が多すぎるのでは???
下のH.Pも見てみましたが。

http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/pages/mossgarden/garden/tofukuji/tofukuji.html
Commented by 管理人 at 2013-11-23 10:19 x
斉藤さん(^^)/~~~
そうですね、石が多すぎてせわしいというか、落ち着かないのです。
どこに視点を置けばいいのかも不明。
寺の庭というよりもホテルや温泉旅館の庭のような・・・・・・・