プラハ迷宮の散歩道を行く
迷宮の名に相応しく、路地は迷路そのもの。
しかし、かなり歩いて方位感覚もついたので、ほとんど迷うことはなかった。
それでは迷宮の世界へ誘いましょう
「2匹の金の熊」の家
狭いメラントリフ通りから旧市街広場を抜けて、最初の路地を左に曲がると「2匹の金の熊」と呼ばれる家がある。現在のルネサンス様式の建物は、1567年、それまで建っていた2軒の家を合体して築かれたものであり、その華麗な門は、1590年に裕福な商人であったJ.シュトルクが、聖ヴィート大聖堂の尖塔を設計した宮廷建築家のB.ウォールムートに造らせたもの。2匹の熊のレリーフが施されたこの門は、現在プラハでも最も美しいルネサンス様式の表玄関と言われている。
最後に旧市街広場で一休み