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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

河口湖の放水路

河口湖には自然の流出河川がないため、古来より大雨により増水し、湖岸の村々に洪水被害を出した。

一方、山を挟んだ東の新倉村(現・富士吉田市新倉)では透水性の溶岩台地が広がり、水利に乏しく、湖水を新倉方面へ通水させる用水路の開発が求められていた。

新倉掘抜は江戸時代初期から工事が行われ、曲折を経て、慶応元年に完成し、新倉村は河口湖の水利権を保持している。

明治44年には新たなトンネルが掘削されたため、それ以降、新倉掘抜は利用されていない。

現在は、大正6年に竣工した東京電力の放水路と平成6年に完成した嘯治水トンネルを合わせた、嘯(うそぶき)川から構成される放水路により、宮川に放水される。

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写真は東京電力の放水路。

昔はこの川の中でよく遊んだ。
河口湖に生息する淡水魚がたくさん流れてきて、網で掬ったものだ。
ナマズや沢ガニがよく捕れた。
今では、写真の通り、立ち入り禁止の危険河川となってしまった。
子どもの遊ぶ場所がない。
by doitsuwine | 2014-09-30 17:05 | 山梨 | Comments(0)