雪の京都 その11 萬養軒でディナー
本日のディナーはあこがれの『萬養軒』で。
実は予定していたレストランが正月はアルコールしか提供しなかったり、休みだったりで、急遽ここに変更した。
電話で営業を確認すると、やっているという。なんてラッキーなんだろう。
しかし、すぐに先方から店が移転したことを告げられた。
女将 「移転先は花見小路の・・・・・・」
私 「えっ、新橋通りではないんですか?」
女将 「はい、二年ほど前にこちらに・・・」
私 「(もう少し早く利用していれば・・・) はい、それでは6時に伺います」
私は中国人だらけの花見小路が好きではない。
実はこの店、かつては私が通う「祇をん八咫」の数軒先にあったのだ。
かなり落胆したが、料理が同じならばそれでもいいだろう。
まずは、「アミューズ お料理はじまりの一皿」 から
続いて「オードブル盛り合わせ」
「帆立貝のポワレ トリュフ風味 ポロネギのクリーム煮と温泉卵を添えて」
「本日のポタージュ」
魚料理は「鮮魚と牡蠣のポワレ ノルマンド風」
肉料理は「仔牛と茸のベアルネーズ焼き 赤ワインソース添え」
デザート盛り合わせ
食べた、食べた。
文句なし。フランスでもこんな料理は滅多にお目にかかれるものではないだろう。
●ぎをん 萬養軒(HPより)
1904年(明治37年)に創業。
伝統と格式のフレンチとしてひろくお引き立ていただいてきました。
とくに宮内庁・皇室とのご縁が深く、昭和3年に御所内の饗宴場で行われた「御大典」以来、皇室の方々、国賓の方々などVIPのお食事・ご接伴のご用命を代々つとめさせていただいております。
100年をこえた京の老舗フレンチですが、変化はゆっくり新しいものには敏感に、
新しいスタイルとエスプリでご期待に応えます。
伝統の京野菜や近江牛など地場の旬の食材など、安全で新鮮な食材を使った「ぎをん 萬養軒」ならではのオリジナルフレンチをお楽しみください。
●主な国賓の方々(順不同)
・エリザベス女王 (イギリス)
・チャールズ皇太子・ダイアナ元妃 (イギリス)
・アレキサンドラ王女 (イギリス)
・リュプケ大統領 (西ドイツ)
・ハイレ・セラシエ皇帝 (エチオピア)
・doitsuwine(日本)
こちらの店、新橋通にあるうちに行きたかった店です。
若いときは敷居が高くて・・・だったのです。
しかし、移転は本当に残念でした。
新橋通時代の店内を見てみたかったです。
京都へは年に何回も行きますので、今度お誘いしますね。
はい、雪の京都は長年の夢でした。
今回、成田まで行ったのに欧州行きがキャンセルになり、急遽京都になったのです。
そしたら神のお導きで何と京の町は雪化粧。
このレストラン、というか料亭、実はそんなに敷居は高くないです。
大1枚でOKです。
花見小路の歌舞練場の真向かいにあります。
今度ぜひどうぞ。