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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

日本のチロル「下栗の里」探訪 その1

先週末、長野県の山奥に存在する小集落「下栗の里」へ臨地研修に出掛けた。

下栗の里は、南アルプスを望む飯田市上村の東傾斜面にある標高800m〜1000mの地区。
最大38度の傾斜面に点在する耕地や家屋は、遠山郷を代表する景観を形成している。
平成21年には「にほんの里100選」にも選ばれた。
今はまだ、これすら知らない人がほとんど。

景観の美しさ、自然と暮らしの調和、こうした姿がオーストリア・チロル地方に似ていることから、東京学芸大学名誉教授で地理学者の市川健夫氏は下栗を「日本のチロル」と命名した。
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下栗は、南アルプスを望む景観がすばらしく、昭和43年に訪れた百名山登山家深田久弥氏は、自らの著書で「下栗ほど美しく平和な山村を私はほかに知らない」と絶賛している。
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近年では、スタジオジブリがアニメ制作にあたり下栗を取材するなど、様々なメディアを通じて下栗の里の名が全国的に知られるようになってきた。
平成21年秋には、下栗の景観を多くの人たちに見てもらうため、里を俯瞰できる「天空の里ビューポイント」が地元住民の手造りで整備された。
そのビューポイントから見た絶景がこちら。
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前日の雪に覆われた白銀の里もまた格別。
間違いなく、私の中の「日本の絶景ベスト10」にランクイン。
by doitsuwine | 2015-02-16 17:32 | 長野 | Comments(0)