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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

青面金剛立像

松島の瑞巌寺でふと見つけた庚申塔。
一応、石造物研究の端くれなので、いつも写真だけ撮って帰る。

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享保2年 (1717) 建立の青面金剛立像で抱剣型六臂。
青面金剛が左手に吊り下げる女人像(ショケラ)は、青面金剛以上に正体が不明。
これをショケラと呼んでいいのかさえ結論が出ていない。
一説に「ショケラ」は人間を罹病させ、さまざまな悪いことをする。
そこでショケラがあばれださないように、青面金剛がその頭髪をつかんでおさえているのである。
下には三申(猿) が彫られているが「言わ猿」が摩滅している。
廃仏毀釈で破壊されたか。

台座に「施主敬白」とある。
慎ましく、いい響きの言葉である。
by doitsuwine | 2015-03-23 17:30 | 東北 | Comments(2)
Commented by kirafune at 2015-03-24 08:49
doitsuwineさん

おはようございます!
ガサガサとした世の中で
心がほっとするようなお写真です。
台座に刻まれた文字までじっくり観察されている、doitsuwineさんの好奇心と観察眼に脱帽です。
Commented by doitsuwine at 2015-03-24 13:42
kirafuneさん(^^)/~~~

現代人からは見向きもされなくなった地蔵さん。
私はそこに何が書かれているか、秘密を知るようで心が躍ります。子どもの探検ごっこと同じレベルです。
古の石像物が今の人たちに何を語っているのか、そんなメッセージを見つけるのもまた楽しみです。