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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

身延町矢細工を歩く ⑤

次に矢細工の原地区を歩く。
やはり十数軒の小さな集落であるが、そのうち5軒ほどが孤立している。
その一軒の裏に古い登山道があり、その上り口に二基の七面大明神の石塔がある。

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七面大明神は、昨日紹介した七面天女のことであり、日蓮宗系において法華経を守護するとされる女神とされている。
七面天女は当初、日蓮宗総本山である身延山久遠寺の守護神として信仰され、日蓮宗が広まるにつれ、法華経を守護する神として各地の日蓮宗寺院で祀られるようになった。
その本地は、山梨県南巨摩郡早川町にある標高1982mの七面山山頂にある寺(敬慎院)に祀られている神で、吉祥天とも弁財天ともいわれている。

さて、その二基、一つは自然石、もう一つは山状角柱型とよばれている形態のものであるが、一度何らかの理由により破壊されていることがわかる。
今では、この道を上る者もいない。




(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-25 17:22 | 山梨 | Comments(0)