芭蕉句碑
甲斐の山中に立よりて、
行駒の麦に慰むやどり哉
というのがある。
駒の産地である甲斐に差し掛かり、我が行く駒もしばし麦を食らっては休らっている。
そのようにわたしもくつろいで休んでいることだ。(季語) 麦-夏
昨日、その名馬黒駒の産地、御坂町黒駒を散策していると、偶然にもその句碑に出合った。
限界集落研究会会長として、また全国石造物保存調査委員会会長として、芭蕉の長旅に思いを馳せながら、しばらく私もその場所で佇んだ。
山村歩き同好会会長の久しぶりの散策。
(つづく)
芭蕉が歩いた頃から、時は流れましたが
今年も忘れずに春は巡ってきましたね。
なにかと、お隣は騒がしいのですが、
新緑の美しいこの季節
穏やかに過ごしたいですね。