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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

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満を持してフランスがやってきた。

ここはフランスとドイツの国境のフランス側に位置するアルザス。

国境にはライン川が流れている。

日本では国語の教科書に出ていた『最後の授業』の舞台がここ。

私が訪れたヨーロッパの中で、その美観から順位付けをするとしたら、アルザスは文句なしに一番!

それほどここは美しい。

かつて私にお供してアルザスを訪れたR君は、このあまりにも美しい景観に感激し、後年、新婚旅行でアルザスをコースに入れたほど。

かつてここで戦争が行われていたなどとは到底思われない。

アルザスは戦争の度にドイツ領になったり、フランス領になったりした。

今はもちろんフランスに属しているが、食事や町並みなど、その文化にはドイツ色が濃厚である。

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アルザスを訪れるのならば、必ず夏に!
by doitsuwine | 2013-02-28 19:25 | フランス | Comments(4)
ここはすでに紹介した銀閣寺近くの甘味処『喜み家』。

ここに豆かんともう一つ、店の目玉となっているメニューがある。

「白味噌雑煮」

正月に京都の料亭でコース料理をいただくと、多くの場合、〆でこの白味噌雑煮が出される。

私の場合、予め〆は雑煮にしてくれるよう頼んでおくことが多い(^^;)

喜み家の雑煮は丸餅、よもぎ生麩、柚子、鰹節を使う。

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このシンプルな素材の中から、喜み家独特の味を生み出している。

その味はあっさりしており、他の店で提供される白味噌雑煮よりも、だいぶ甘さは控えめである。

私は甘い白味噌がすきなのであるが、ここはこれでいいと思う。

箸やすめの昆布は、とろりと柔らかいタイプで、これもまた美味。

何よりも店の個性が大事。

いつまでも伝統の味を守り続けて欲しい。
by doitsuwine | 2013-02-27 18:50 | 京都 | Comments(0)
ここは法然院。

京都で私が好きな有数の寺であることは以前に書いた。

山門を入ると、両側に白い盛り砂、白砂壇(びゃくさだん) がある。

水を表わす砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味している。

汚れ多い我が身を清めるには最良の場所^^;

描かれる模様は、季節により変えられるという。

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この写真を撮影したのは多分正月(ここへは何度も行っているので記憶が定かではない)。

一年の始まりということで左側の砂壇には「福寿」の文字が描かれている。

一方、右側の砂壇の模様は何だろうか。

鱗?

そういえば、法然上人が桜ケ池に大蛇身となり入定された皇円阿闍梨三枚半の鱗を御片身としてここ法然院に奉安されている。

単に鱗を描いて「泳ぐ魚」=水をイメージさせたのかもしれない。
by doitsuwine | 2013-02-26 18:24 | 京都 | Comments(0)
ここは上京区寺町通今出川上る西入る幸神町。

ここに知る人ぞ知る小さな神社、幸神社(さいのかみのやしろ)がある。

詳細はさておき、幸神社は、社伝によると、創祀は平安京以前に遡るとし、延暦十三年(794)桓武天皇が平安京に遷都した際、都の東北(鬼門)に鬼門除けの守護神として造営されたと伝えられている。

また、鬼門を守る神として、本殿の北東側軒下には御幣を肩にした日吉山王の神使である猿の木像がある。

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京都の鬼門である北東には比叡山があり、邪気の侵入を防ぐ役割をしていて、比叡山には延暦寺を建立している。

その比叡山の琵琶湖側の麓には日吉大社があり、日吉大社では猿が神の使いで「神猿(まさる)」と言って、「神猿」は「魔去る・勝る」に通じることから猿を祀ったと言われている。

幸神社の猿の木造はその存在を知らなければ絶対に見つけることができない場所にひっそりと存在する。

京都御所の猿ヶ辻の猿、赤山禅院の猿と共に、御所の鬼門を守っている。
by doitsuwine | 2013-02-25 17:51 | 京都 | Comments(0)
ここは京都伏見の旅館寺田屋。

坂本龍馬は薩摩藩の紹介でここを京の常宿としていた。

1866年、寺田屋事件の際、龍馬はここの二階にいて、負傷を負いながらも脱出に成功した。

その寺田屋には大小二つの階段がある。

その狭い方の階段が、お龍が裸で駆け上がったと言われている有名な裏梯子(裏階段)。

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寺田屋事件の際、龍馬が取り囲まれていることにいち早く気づいたお龍が、入浴中であったにもかかわらず、裸で龍馬にその危険を知らせるためにこの裏階段を駆け上がったと言われている。

しかし、残念なことに、現在の寺田屋は当時の建物ではなく再建したものだという。当時の寺田屋は鳥羽・伏見の戦いで焼失していて、その寺田屋は当時、敷地の西隣に建てられていたとのこと。

京へ来たなら一度はお寄り 伏見寺田屋 坂本龍馬 昔白刃の 裏梯子
by doitsuwine | 2013-02-24 18:29 | 京都 | Comments(2)
ここはバルセロナのゴシック地区。

グラン・ビア・ダ・ラス・コルツ・カタラナスという絶対に覚えられない名前の大通りとランブラス通りの交差点を過ぎて、カタルーニャ広場を通り、ベレン教会の交差点を左折すると、その細い路地に至る。

ペットゥリチョール通り。

このわずか200mほどの細い通りはかなりの穴場で、人通りが少ない。

『地球の歩き方』にも出ていないので、日本人の姿もない。

ここにはかつて芸術家たちが多く住んでおり、建物の壁にはたくさんの「タイル絵」が嵌め込まれている。

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メルヘンチックなタイル絵を見ながら歩くのもまた一興である。

まさにここは無料美術館(^o^)

なぜ、日本の町にはこういう芸術的・文化的センスがないのだろう。

それは行政の人間が世界を知らないためである。

多分それがすべて。
by doitsuwine | 2013-02-23 19:53 | スペイン | Comments(0)
思えば、このブログには「生物」のタグが作ってなかった。

そう、景色や食事をメインにしているから当然と言えば、当然。

タイのアルバムを見ていたら、綺麗な蝶と花の写真があった。

本日の一景はこのカラフルな一枚。

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しかし、蝶の名も花の名もわからない(^^;)

舞う蝶を追いかけてやっと撮った貴重な一枚である。
by doitsuwine | 2013-02-22 19:24 | タイ | Comments(2)
ここはタイ最北端の町メーサイ。

唯一、ミャンマーと陸路で結ばれていて、両国の人々や物資が賑やかに行き交い、活気を見せている。

写真に見えるサーイ川に架かる橋を渡ると、ミャンマーのタチレク(ターキレック)に入るが、外国人は許可が必要。

私が行ったときには国境が閉鎖されていて、ミャンマーに入ることができなかった(/_;)

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「何のためにここまで来たんだ~~~~~~~」と叫びたい気持ちだった。

かつて(今でも)ここは違法物資の抜け道だった危ない場所。

私はここで、別の件で危ない思いをした。

先刻飲んだジュースが腹にきたのだ(>_<)

果物&ナイフ&ジューサーが極めて不衛生で、菌類に極めて弱い体質の日本人がこれを飲んだらイチコロ(*_*)

おまけに突然の強烈なスコール!!

平常心を失った私はメーサイの町で七転八倒。

恐るべし発展途上国。

~後日談~
ネパールからの帰路、バンコクで乗り換え。空港内においしそうなフルーツパーラーを発見。いくら何でもここのフルーツは大丈夫だろう(かなりトラウマ)、とそこでグレープフルーツ(一口サイズに切ってある)を買っていただく。10分後、腹が「ググーー」、おっと、何か変だぞ!「やばい」。トイレに急行。そして間もなく搭乗。席は窓側^^; 隣りに座った方、「どうもすみませんでした」
by doitsuwine | 2013-02-21 19:55 | タイ | Comments(0)
ここはタイ北部の山岳地帯。

バスを途中下車したので、村の名前はわからない(^^;)

この村にはアカ族という少数民族が住んでいる。

子どもたちが広場でサッカーをしていたが、草ぼーぼーでボールがよく見えない^^;

あとは道端に老婆たちがいるだけで、若者の姿はない。

彼女たちを老婆だと思ったのは私の勝手な判断で、平均寿命から推測すると40~50代の可能性もある。

女性の民族衣装は、黒や濃紺色のミニスカートをはき、脚半をつけ、色糸で鮮やかに彩色された黒か濃紺の木綿の上着を着用している。

女性は「ウチュ」と呼ばれる銀のアクセサリーをちりばめたカブトのようなかぶりものをかぶっている。これは寝るときも取ることはない。取ると頭から魂(精霊)が抜けていくのだという。

写真の女性、撮影していたときには気づかなかったが、胸も腹も露出していて、しかも着ている服が随分と汚らしい。

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被写体を誤ってしまった(@_@)
by doitsuwine | 2013-02-20 19:25 | タイ | Comments(0)
ここはタイのチェンマイから車で30分ほど山奥に入ったモン族の村。

チェンマイのホテルで時間が余ったので、タクシーの運転手に話すと、その村まで行ってくれるという。

モン族は、東南アジアや中国の山岳地帯で生活する少数民族の一つ。

民族衣装は黒が基調になっており、たいへん独創的で鮮やかな色彩を特徴とする。

住居は土間式と高床式が混在している。

こんな山奥でもやはり(私のような)観光客が来るようで、土産物屋が並んでいる。

モン族の人たちは地面に直接座る習慣があり、道や広場でもあちこちでその光景が見られる。

かなりの無法地帯で子どもがバイクに乗って親を乗せている(^^;)

村の道を歩いていると、若い女性が伝統の縫製作業をしていたが、私が写真を撮りたい、と話すと、赤ちゃんをダッコしてくれた。

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ありがとうございました。

もう、ここへは来ないと思うけど、元気に暮らしてほしい。
by doitsuwine | 2013-02-19 19:55 | タイ | Comments(0)