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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

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ここは貴船神社、その鳥居脇に料理屋がある。

その名も『鳥居茶屋』。

午前中、鞍馬寺を参拝し、一山超えてここへ出てきた。

だから体力の消耗が半端ではない。

本日の昼食はこの『鳥居茶屋』で「鮎茶漬け」と、最初から決めていた。

これがなければ山なんか登らない(^^;)

名物「鮎茶漬け」は、柔らかな鮎を出汁で数日漬け、深い味わいを引き出している。

私が頼んだ「上」には鮎が三匹乗っている(^o^)

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柔らかい。旨味たっぷり。そして山椒の香り。

お茶をかけてワサビを溶いて、鮎を砕き、一気にかっこむ。

はぁ~~~~~~~~~~~~っ、・・・んっぷ・・・! 

疲れがすっ飛んだ。
by doitsuwine | 2013-03-31 18:03 | 京都 | Comments(2)
ここは京都京阪東福寺駅から北に歩いてすぐの場所にある瀧尾神社。

『源平盛衰記』にも載っている古い神社。

拝殿天井の8メートルの龍は「お見事」の一語に尽きるほど素晴らしい。

「龍が夜な夜な抜け出して、川へ水を飲みに行く」と噂になるほどリアル。

しかし、私のお気に入りは、そんな主人公ではなく、幣殿の軒下にいる十二支の動物たち。

特に好きなのは懸命に梁を支えているウサギ。

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普通は天の邪鬼に支えさせるのだが、ここではウサギ。

そして、それ以外にも水鳥、鶴、鳳凰、犀、麒麟・・・・・・実在の動物から想像上の生き物まで正に圧巻。

これらの彫刻群は江戸時代末期の丸山新太郎の作品。

すごすぎる。

この神社、旅行本や観光パンフレットにはまず出ていない。

拝観料ももちろん無料。

多分、京都でもこんなに素晴らしい彫刻群が一ヶ所で見られるのはここぐらいである。

京都に行ったら是非ここまで足を伸ばしてほしい。
by doitsuwine | 2013-03-30 18:21 | 京都 | Comments(2)
『SIZUYA(志津屋)』は京都にあるベーカリー。

京都市内を中心に20数店舗を展開している京都でも超メジャーなパン屋さん。

昭和23年、京都の河原町に創設された。

店の名前は愛妻家の創業者が奥さんの名前「志津子」に因んで命名されたそうな。

早朝から深夜までオープンしており、ビジネスや観光時に一人でも気軽に利用できる。

私が入った三条店はイートインもできるので、朝食に使った。

(実を言うと某コーヒー店が満員だったのでここへ入る。客はまばら^^;)

しかし、侮ってはいけない。

知らずにオーダーしたビーフカツサンド。

これが何と創業より人気という秘伝のソースが美味の

元祖ビーフカツサンド

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私はイノダコーヒのビーフカツサンドよりこちらの方が好きだ。

パンに染み込んでいるソースの量が適当で、しょっぱくない043.gif

ベーカリーなので肝心のパンもしっかりしている。

しかもリーズナブル。コーヒー付きで¥680(^_^)v

イノダコーヒの3分の1以下だ。

マスメディアの力は恐ろしい・・・・・・・。




SIZUYA 三条店
中京区河原町通り三条上る恵比須町434
075-231-0055
営業時間 7:00~22:00
by doitsuwine | 2013-03-29 18:13 | 京都 | Comments(2)
この冬の京都市観光協会の企画「京の冬の旅」で特別拝観が許された妙心寺の頭塔東海庵。

その書院南庭が坪庭になっていて、趣がある。

小さな庭にこそ禅僧は色々な思いを詰め込むという。

坪庭には一直線に配置した七つの石がある。

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本日の一景はこの名前のない坪庭から。

この七つの石にはもちろん深~~~~~~い話があるが、私にはそんなことはどっちでもよい。

庭は観て心が癒されればそれでいいのだ。

それができる庭が素晴らしい庭。

私が京都の寺院の庭を愛する所以である。
by doitsuwine | 2013-03-28 18:07 | 京都 | Comments(4)
ここは京都、聖護院門跡。

聖護院といえば、普通は大根か八つ橋^^;

詳しい寺の説明はサイトを見て頂くとして、ようやくこの寺を拝観する機会を得た。

普段、拝観をするためには予め葉書で予約をしなければいけないという面倒な寺。

私はこのようなシステムが嫌いなので、長いことこの寺には入らなかった。西芳寺や桂離宮も同じ。

旧態依然としているのもいいが、時代に合わない。

さて、この冬は普段、拝観のできないいくつかの寺院が「京の冬の旅」と題して自由拝観を企画した。

これを見逃してはならない。

お気に入りをいくつかピックアップして廻った。聖護院門跡はその一つ。

残念ながら寺院内は撮影禁止。しかし、庭はOKなので問題はない。

やはり圧巻は宸殿前にある砂だけで描いた市松模様の庭。

特別拝観期間中は毎朝、僧侶が修行のために模様に手入れをするとか。

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こんなに綺麗な庭なのに、背後に借景がない・・・・・。

それどころか、コンクリートの建物が並び、庭の景色を完全に損ねている(>_<)

せめて植栽で隠すべきではないだろうか。

多分、もう行かないだろう。
by doitsuwine | 2013-03-27 18:06 | 京都 | Comments(2)
ここは京都の祇園。

行きつけの『や満文』から歩いて3分。

祇園でも花見小路から離れているここは人影もまばらで静かな通り。

ここにあまりにも有名な老舗バー『祇園サンボア』がある。

店の歴史や概要は、他のサイトで見ていただくとして、最初にこの店の定番を紹介しよう。

フラッグシップのカクテルは「マティーニ」。

これだけを何杯も飲んでもいいほど美味しい。

この調合はサンボアの秘伝なのだろう。明らかに他に店とは違う。

これにつまみで出される「南京豆」。

そして、これもサンボアでは外せない「ホットサンド」。

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正にサンボアの三役揃い踏み(*^_^*)

ロゴ画像もしばらくはサンボアの入口だ。



祇園サンボア
東山区祇園町南側570-186
075-541-7509
18:00~1:00 (日祝~24:00)
定休日:月曜日
by doitsuwine | 2013-03-26 16:17 | 京都 | Comments(0)
昨日に続き『小鍋屋いさきち』をご紹介。

本日の一景はたまたまカウンターの上で湯気を上げていた「大根煮」。

これを指さして大将に、「その大根煮をいただけますか」と注文。

京都の料理屋で出される大根煮は大抵絶品で、味付けも薄く、私にはちょうど良い。

どうも関東の煮物は味付けが濃くていけない。

『月村』の大根煮は大きく輪切りにして出されるが、ここいさきちでは細切れで出される。

煮え具合もよく、しかし、煮え崩れもしていない。

注文して5分ほど経った頃、「目の前で湯気を上げていたのに遅いなあ」と気になっていたら・・・

来たーーーーーーーーー☄

小さい土鍋に入った大根煮はグツグツ煮えており、上に刻んだネギと唐辛子がふりかけてある。

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まず、視覚合格!

次に、鼻を近づける、嗅覚合格!

隣の客達の会話がBGM、聴覚合格!

そして、箸でつまんで口の中へ!

味覚、合かーーーーーーーーーーく!!!!!!

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ということで、また病みつきになりそうな料理に出合ってしまった。
by doitsuwine | 2013-03-25 18:58 | 京都 | Comments(0)
冬と言えば、鍋で一杯。

しかし、私は具沢山の大きい寄せ鍋が嫌い(>_<)

具は少なめのシンプルな小鍋が好き(^o^)

しかし、京都でもそれを提供してくれる居酒屋は非常に少ない。

ここは祇園の白川沿い。

先日紹介した「ぎおん小森」のある所。

そう、巽橋の前。ここはいつ行っても人だらけ。

しかしそのすぐ近くにある狭い路地を知る人は少ない。

ここへは、この路地にある料理屋へ行く人しか入ってこない。

だから普通の観光客はその路地の存在すら気が付かない。

その路地の奥に私のお気に入り『小鍋屋いさきち』がある。

カウンターと一畳小上がりだけの小さな店。

日馬富士に似た大将は料理一筋といったタイプ。

カウンターには電磁ヒーターがはめこまれ、ここで一人鍋ができる(*^_^*)

鍋の種類は多いが、まずはこの店のフラッグシップとも言える「ゆばなべ」から紹介。

直径15センチほどの鍋に豆乳と湯葉。もちろんそれだけ。

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湯葉をいただいた後は、にがりを入れてくれ、豆腐鍋が楽しめる!(^^)!

美味い!


日本酒は菊正宗だけ。これもまたいい。

一人の小鍋は、煮えばなを確実に食べられるのがいい。

鍋といえども料理。遠慮し合いの煮え過ぎほど、バカなものはない。



小鍋屋いさきち
075-531-8803
東山区祇園花見小路新橋西入巽小路上ル
営業時間18:00~3:00
定休日日曜、祝日
by doitsuwine | 2013-03-24 18:24 | 京都 | Comments(0)
ここは京都奥嵯峨二尊院前の通り。

ここに『奥嵯峨 あだし野』がある。

150年ほど前の旅籠をそのまま店にしたという歴史のある建物で、湯豆腐や雑炊がいただける。

私はここでは初めから「嵯峨ぞうすい」と決めていた。

鉄鍋で出されるあつあつの雑炊には、「嵯峨野 森嘉」の豆腐が入っている。

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嵯峨野に出かけたら是非ともいただきたいのが、森嘉の豆腐を使った料理。

なかでもこの「嵯峨ぞうすい」は量もあって絶品だ。

寒い季節の方が体が温まって最高(*^_^*)
by doitsuwine | 2013-03-23 18:46 | 京都 | Comments(0)
たまには観光客もほとんど行かない寺を紹介しよう。

本日の一景は金福寺の庭園。

金福寺は有名な詩仙堂の南にある小さい寺。

金福寺には失礼だが、一人で寺巡りをするときには、断然こういう人のいない寺がいい^^;

何たって寝ころべる!(^^)!

この寺は平安時代に安恵僧都が創建し、江戸中期に鉄舟和尚が再興した。

松尾芭蕉が鉄舟と親交を深めたという芭蕉庵は荒廃したが、のち与謝蕪村が再興した。

背後の丘に与謝蕪村ら近世の俳人の墓や句碑がある。

また、舟橋聖一作歴史小説「花の生涯」のヒロインとして有名な村山たか女は、文久2年、勤皇の志士によって三条河原でさらし者にされたが、3日後に助けられて金福寺に入り、尼として明治9年まで14年間をここで過ごし、生涯を閉じた。

本堂では与謝蕪村と村山たか女の遺品が拝観できる。

庭園は皐月の築山と白砂の簡素な枯山水。私はこの簡素さがお気に入り。

3月は紅梅とあせびの花、11月はさざんかと紅葉が美しい。

また、芭蕉庵からは洛中が一望できる。

写真は左上に紅梅を配し、私とじゃれて遊んだ三毛猫を格子戸越しに撮影した。

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かなりお気に入りの一景。
by doitsuwine | 2013-03-22 18:25 | 京都 | Comments(0)