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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

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鍋料理がおいしい季節になりました。

いさきちさんで鍋をいただくようになってから、我が家では鍋料理の出番が増えました。

レパートリーもいさきちさんと同じほどあるようです。

それでつい先日は牡蠣鍋をいただきました。

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酒は手頃な賀茂鶴の純米で。

プリップリの牡蠣はミルキーで最高です016.gif

鯵のひらきとキュウリの漬け物との相性の良さに、こちらもボリボリ。

ごちそうさまでした。
by doitsuwine | 2014-10-31 17:45 | 我が家 | Comments(4)
本日も大徳寺塔頭総見院から。

なかなか侘びを感じる茶室が続く。

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襖を見ると、「葉々清風起」と書かれている。禅語である。

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「葉々(ようよう)清風を起こす」

これは虚堂和尚の「衍鞏の三禅徳国清に之」と言う題の偈の一節の語である。

  誰れか知らん三隠寂寥の中
  話に因って盟を尋いで鷲峰に別れんとす
  相い送って門に当たれば脩竹あり
  君が為に葉々清風を起こす

この語は虚堂和尚の住む鷲峰庵にかつての弟子や仲間だった三人の道友が、これから遥か遠い天台山の国清寺にある三隠(寒山、拾得、豊干の三人の優れた禅者)の遺跡を訪ねようと言い、その旅立つ前の別れに来た。今度は何時会えるとも分からない。別れ難く門まで見送りに出てきたら、脩竹の一葉一葉までもがさらさらと音をなして、別れを惜しむかのように清風を送ってくれている。 見送る者、見送られる者の別離を惜しむ心情がひしひしと感じ取れる。それと同時にお互いの清らかな心の交流は脩竹の起こす清風にも感じる。「小人の交わりは甘きこと茘(れい)の如し、君子の交わりは淡きこと水の如し」の語のようにさらっとしている。

お互いの心の交わりは会っている時よりも、別れるときにこそ真の心が現れるものである。井伊直弼は茶湯一会集の中で「そもそも茶の交会は一期一会といいて、たとえば幾たび同じ主客と交会するも、今日の会に再び帰らざることを思えば,実に我一世一度の会なり」と言い、その出合いのひとときを大事にするとともに、客が帰り、最後まで見送りした後も、炉の前に戻り余情をもって、「独り茶を服す事、是一会極意の習いである」と言っている。
by doitsuwine | 2014-10-30 17:32 | 京都 | Comments(2)
ここは大徳寺の塔頭、織田信長の菩提寺総見院。

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初めての拝観。

鐘楼と土塀は創建当時(天正年間)のもの。

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総見院には茶室が三席並んでいる。
総見院と茶の湯とは深い関わりがあり、秀吉が開いた「大徳寺大茶会」では、総見院方丈で秀吉が茶を点てたとの記述がある。

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特別拝観でも抹茶の席を設けていただきたかった塔頭の一つ。
by doitsuwine | 2014-10-29 17:49 | 京都 | Comments(0)
ランチを終えて大徳寺へ。

近いと思ったら意外に遠い007.gif

この時期は方丈と総見院が拝観できるとあったので楽しみにしていた。
いずれも初めてなのでワクワクである。

まずは方丈へ。

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受付に「撮影禁止」と書かれている。
「もちろん庭は撮影してもいいんですよねぇ」と私。
受付「庭もダメなんです」
私、心の奥で「撮影で庭が痛むのか」とここですでに怒り心頭022.gif
見学も自然と足早になる。
でもなぜか写真はある・・・・・・・037.gif

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by doitsuwine | 2014-10-28 17:24 | 京都 | Comments(0)
ここは京都平安ホテルの庭園。
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ホテルを利用した人は自由に散策できる。

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公家屋敷の庭園として江戸時代に造られた池泉回遊式の代表的な名園。

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後に日本庭園の作庭で名高い小川治兵衛氏の手により改造された。

庭園の中央の池には石橋が架かり、滝が流れ落ち、また築山をもうけ、四阿(あずまや)を配し、周辺との見事な調和を保っている。

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また京都名産の鞍馬石や加茂川石、白川石などが要所に使われ、これらがひとつになって素晴らしい景観を呈している。

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by doitsuwine | 2014-10-27 17:01 | 京都 | Comments(0)
さて、何と言っても京都での楽しみは食事。

本日のランチは烏丸今出川で。
レンガ造りが英国の伝統を思わせる、同志社大学寒梅館。
その最上階にあるのがフレンチレストラン「Will」。

同志社大学のキャンパスを抜け、ルンルン気分で寒梅館へ060.gif

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エレベーターが見つからないので、受付へ。
私 「7階へのエレベーターはどこにあるのですか?」
係 「そこを右に入ったところですが・・・・、あのお食事ですか?」
私 「はい」
係 「本日は貸し切りになっておりまして・・・」
私 「え~~~~~~~~っ、そんなバカな」022.gif

ということで、気を取り直して、ならばと御所の西にある京都平安ホテル内のカフェ「アルボワ」へ。
フランスの東、フランシュ・コンテ地方に位置するアルボワ。
ワインの生産地としても有名な町。
そこで料理の修行をしたシェフが腕を振るうカフェ「アルボワ」。

Good choiceだ016.gif

木を基調にしたあたたかいイメージのインテリア。 
カフェからは美しい日本庭園が眺められる。

フレンチなのでお魚ランチにしようとしたら、すでにsold outで、限定30食の日替わりランチにした。

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日替わりランチは「仔牛と野菜のクリーム煮込み ニンジンのグラッセ、チンゲン菜のブイヨン煮添え」。

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C’était très bon.
by doitsuwine | 2014-10-26 17:16 | 京都 | Comments(0)
ここは相国寺。

何年か前に訪れている。
しかし、その時は拝観謝絶だった。
その後、参拝した記憶がない。

山門に立つ。
あれ~~~、入ったかなぁ~~???
う~~~ん思い出せない。

いいや、入ってみよう。
800円払って法堂へ入る。
ここには有名な蟠龍図が天井に描かれている。
いろいろな寺院で蟠龍図を見ているので記憶が薄い。

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あっ、これ見たわ(>_<) ジャンジャン。

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ここも、もう二度と来ることはないだろう・・・・・・・多分・・・・・そう願う008.gif

ということで、庭を眺めて外へ出る。
by doitsuwine | 2014-10-25 17:08 | 京都 | Comments(2)
梨木神社の向かいにあるのが廬山寺。

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廬山寺は、もとは平安時代前期に創建された天台宗圓浄寺系の本山で、京都の北、船岡山の山麓にあったという。
しかし、たびたび兵火に遭い、1573年、豊臣秀吉の都市計画に従って、現在の場所に移った。

現在の廬山寺は、紫式部の邸宅跡として知られている。
この場所で、『源氏物語』を著し、子どもを育て、息を引き取ったのだろうか。
名作ゆかりの史跡として、多くの人が訪れる。

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小さな寺ながら、紫式部ゆかりの地らしく「源氏庭」と名づけられた庭には白砂が敷かれ、紫の桔梗の花が咲く。

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これが凛として、とても綺麗。
by doitsuwine | 2014-10-24 17:01 | 京都 | Comments(2)
ここは御所の東隣に鎮座する梨木神社。

かつて旧三条邸が隣接してあった。

境内に萩が咲き誇り、萩の社、萩の宮と呼ばれた。

また、ここには名水「染井」が湧水している。

祭神は公家・五摂家の一つで、尊皇攘夷派の公家・三条実万(さねつむ)、その子・実美(さねとみ)を祀る。
父子ともに和漢の学を修めた。特に実万は菅原道真とまで讃えられ、学業成就、学問の神として知られる。

境内には500株の萩が咲き、その枝には俳句の書かれた短冊が下げられる。

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また、二の鳥居脇には物理学者湯川秀樹の歌碑が立つ。

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「千年の昔の園もかくやありし木の下かげに乱れさく萩」
三句の字余りが気になるなぁ(>_<)
by doitsuwine | 2014-10-23 17:41 | 京都 | Comments(0)
清涼殿をあとにして、小御所に通じる小さな門を潜ると、そこは回遊式庭園の御池庭が広がる。

御池庭の右側にある御内庭の土橋
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州浜
※州というのは砂のことだから、本来は礫浜とすべきでしょう
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回遊式庭園の御池庭に架かる欅橋
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曲線美を表現した意匠は解るけど、大きい庭はどうしても品位に欠ける。

「さあ、どうだ」というのは京都には向いていない。

でも御所なんだから仕方ない。

※ひと言
御所のパンフレットに次のような表現がある。
欅橋=Keyakibashi Bridge(欅橋橋)
御池庭=Oikeniwa Gerden(御池庭庭)
その他は省略するが、職業柄どうも気になる。宮内庁が作成しているのだからなおさらである。
富士山をMt.Fujisanとは書かない。河口湖もLake Kawaguchikoとは書かない。
Mt.Fuji、そしてLake Kawaguchiと書く。
これは外国でも悪例があり、例えばアメリカ合衆国とメキシコの国境河川であるリオグランデ。
地図には「リオグランデ川」と表記されるし、一般にもそのように呼ばれてしまっている。
リオはスペイン語で「川」の意味だから、リオグランデ川は「グランデ川川」となってしまう。
シエラネバダ山脈もシエラは山脈の意味だから「ネバダ山脈山脈」となる。
国土地理院さん、なんとかしなくちゃダメでしょ!


by doitsuwine | 2014-10-22 17:44 | 京都 | Comments(0)