ブログトップ

一景一話

doitsuwine.exblog.jp

【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

<   2015年 05月 ( 31 )   > この月の画像一覧

人類の歴史を貫く『論語』一人語り (7) グルメ

食不厭精、膾不厭細。食饐而餲、魚餒而肉敗不食。色惡不食。臭惡不食。失飪不食。不時不食。割不正不食。不得其醤不食。肉雖多。不使勝食氣。唯酒無量、不及亂。沽酒市脯不食。不撤薑食。不多食。
(郷党第十の八)

【意訳】
飯はいくら白くとも宜しく、なますはいくら細かくても宜しい。飯がすえて味変わりし、魚が腐り肉が腐れば食べない。色が悪くなったものも食べず、臭いの悪くなったものも食べず、煮方の善くないものも食べず、季節外れのものも食べず、切り方の正しくないものも食べず、適当なつけ汁が無ければ食べない。肉は多くとも主食の飯よりは越えないようにし、酒については決まった量はないが乱れる所までは行かない。買った酒や売り物の干し肉は食べず、生姜は除けずに食べるが多くは食べない。

【釈義】
すごいグルメじゃないか。というよりも、ただ腐ったものを食べず、いい加減に手抜きされた料理はいただかないということだ。しかし鮮魚が殊の外尊ばれた時代に、季節外れのものを食べないとは、やはり贅沢なグルメ以外の何者でもない気もするのだが・・・・・・・
孔子先生は巨漢だったというから酒には強かったのだろう。

孔子先生、時代が一緒だったら二人で祇園に行けたのに・・・
e0297347_2249048.jpg

(「ぎをん や満文 青木庵」にて)
by doitsuwine | 2015-05-31 17:29 | 人物 | Comments(2)
一昨日のランチも河口湖畔『オルソンさんのいちご』で。
甲府方面に午後の出張があると必ずここでランチを愉しむ011.gif

e0297347_17352822.jpg

何をいただいても美味しいものばかり。
久しぶりにパスタをいただいた。
「蟹クリームパスタ」。

e0297347_17355387.jpg

美味い043.gif

隣はダヤンショップなので、妻にシャツをプレゼント。
ご機嫌になって出張した。
by doitsuwine | 2015-05-30 17:27 | 山梨 | Comments(0)
わが町の、わが家から徒歩5分の場所にアメリカンパブ『マイケルズ』はある。
元米軍兵のご主人さんと日本人のママが経営する人気パブだ。
二階は外国人向けの宿泊施設になっている。
たいへんリーズナブルで、もちろん日本人も宿泊できる。
毎月一度はお邪魔している。
メニューは豊富で、カクテルは知らない名前がズラリ。

昨晩はこの夏、一緒に訪欧する仲間と飲んだ。
で、いただいたカクテルは初挑戦の「フローズンピニャコラーダ」069.gif

e0297347_17244441.jpg

ママ曰く、「似合ってますよ!」
でしょ~~016.gif
by doitsuwine | 2015-05-29 17:12 | 山梨 | Comments(4)
昨日のランチは行きつけの『ポワル』で。

魚のランチをオーダーすると、「銀鮭のバター醤油焼き」だという。

e0297347_23747100.jpg

もちろんこれに決定。

どのランチをいただいてもハズレなし。

美味い。

ごちそうさまでした。
by doitsuwine | 2015-05-28 17:01 | 山梨 | Comments(0)
人類の歴史を貫く『論語』一人語り (6) 素質と学習

子曰、性相近也。習相遠也。(陽貨第十七)

【釈義】
人の素質にはもともと差はない。学習することによって差は生まれるのである。

人間は生まれながらにして(先天)差があるのではなく、生まれた後の学習(後天)によって差が生じるのであると言っている。これを後世における儒家思想における「性善説」の萌芽であると説く人もいる。

孔子は李氏第十六で、学ぶことに対する姿勢によって人間を四つのランクに分けた。すなわち希有の天才(最上)、学んで知恵を備える者(次者)、困難を覚えて学ぶ者(次々者)、困難を覚えても学ばない者(下者)。
孔子自身は次者であるという。

e0297347_2295087.jpg福沢諭吉が言う。
人は、生まれながらに、貴賤貧富の別なし。ただ、良く学ぶ者は、貴人となり、富人となり、そして、無学なる者は、貧人となり、下人となる。

さらに、次のようにも言う。
学問の本趣意は、読書に非ず、精神の働きに在り。

精神の働きを欠いた読書は糞の役にも立たない。

イギリス料理は糞にもならん。(doitsuwine)
愛の極意は言葉に非ず、気持ちの働きにあり。(doitsuwine)


(了)
by doitsuwine | 2015-05-27 17:29 | 生活 | Comments(0)
ドイツで一番美味しい料理は朝食かな。
e0297347_23234582.jpg

ドイツの場合、「料理」すればするほど不味くなるので、料理していない朝食が一番!
e0297347_23253717.jpg

料理の限界はカリーヴルスト。
e0297347_23262932.jpg

これが一番。
つまりイギリスの「フィッシュ&チップス」と同じ。
今年のドイツはどんな驚愕の料理が出てくるか、今から楽しみだ。
by doitsuwine | 2015-05-26 17:22 | ドイツ | Comments(2)
人類の歴史を貫く『論語』一人語り (5) 学び

子曰、十室の邑、必有忠信如丘者焉。不如丘之好學也。

先生は言われた。「戸数十軒の小さな村にも、きっと私と同様、真心をもった誠実な人はいるであろう。しかし、学問を好むという点では、私に及ばないだろう」。

人間は単に誠実であるだけではダメである。学問をして知性や感覚を磨いてこそ、真の誠実な人間になることができる。自ら積極的に学ぶのでなければ人は成長しない。孔子は十五才以降、学を志し、生涯にわたって学問を愛した。

釈義
この時代の人々、特に宗教や哲学の先哲たちは、どうも自己の素晴らしさを自ら誇張して私は好まない。
これを「自負」と言えば聞こえはいいが、「自惚れ」と言われると醜いかぎりである。

松陰先生は次のように言われた。
学問とは自分の才能を見せびらかせて、人を従わせるためにするのではない。人を教育して一緒に正しく生きようとすることである。

後半部分は孔子と似ているように思われるが、実はその前提としての前半が重要であり、先生は「自分の才能を見せびらかすこと」を嫌っている。
孔子はどうも「俺と同じような人間になれ」と言っているようで、孔子のこうした性格は、現代の時代から見れば好まれないのではないか。
e0297347_2156615.jpg
福沢諭吉は言う。
賢人と愚人の違いは、学ぶか学ばないかによって、決まるのである。

この簡潔明瞭な表現こそ金言である。
どうも「不如丘之好學也」は余計に思えてならない。

本日の締めくくり
学問ばかりやっているのは、腐れ儒者であり、もしくは専門馬鹿、または役立たずの物知りに過ぎず、
おのれを天下に役立てようとする者は、よろしく風の荒い世間に出て、なまの現実を見なければならない。
(吉田松陰)

(了)
by doitsuwine | 2015-05-25 17:03 | 生活 | Comments(0)
長野の諏訪上社裏山に神宮寺の跡地がある。
昨日、諏訪上社で居合の奉納演武をしたついでに立ち寄ってみた。

神宮寺跡地は、普賢堂、五重塔はじめ、たくさんの寺院が立ち並ぶ門前町を形成していた。
しかし、明治元年の神仏分離令で神宮寺堂塔はすべて取り壊されてしまった。
その後、復元されていない。

雪駄で登ったので足が疲れる。
この山中になんと武田信玄の墓碑があるという。
ネットで調べてもほとんど情報がない。
で現地に着いてみると、明治に建立された忠魂碑はあるが信玄の墓碑は見あたらない。
で引き返そうとすると、その脇に小さな石が3つ並んでいる。

e0297347_1651343.jpg

よく見ると、左が知久氏(寺院の寄進主)、中央が坂上田村麻呂、右が信玄だという。

e0297347_16523718.jpg

えっ?これが・・・・・・・
周囲は草ボウボウ。
看板は錆びていて判読不能。
だいたいここまで来るための道がない。
すぐ下にある狭い平地には池もあるが、手入れをされている形跡はゼロ。

e0297347_1652667.jpg

諏訪市の皆様、もっと文化財を大切にしてください。
そして、このような観光資源を有する場所は訪問者が気持ちよく見学できるように整備してください。
あまりにも汚すぎます。

でこの信玄墓碑、なんでこんなところにあるんだろう・・・
信玄が諏訪社を厚く信仰したからか。
『甲陽軍鑑』には、信玄は遺言で「自身の死を3年の間は秘匿し、遺骸を諏訪湖に沈める事」と記されているが、実行されなかったらしい。
この墓碑には「天正元● 東林寺殿日誉● 四月十二日」と読める。
しかし、信玄の戒名は「恵林寺殿機山玄公大居士」で東林寺ではない。
刻字としばらく睨めっこをしたが、「東」は「恵」とは読めなかった。
まったくの別人ではないのだろうか。
確かに信玄の没年は天正に改元された年なので、辻褄は合うが、なお一考の余地はあるだろう。

e0297347_16541950.jpg

参道に建つ庚申塔の方がはるかに素晴らしかった。
by doitsuwine | 2015-05-24 17:59 | 長野 | Comments(0)
渡辺さんからいただいた大平目。
本日はステーキ香草焼きで。
同じ魚なのに昨日とはまったく別物の料理に舌鼓を打つ。

e0297347_21332689.jpg

これにボンゴレビアンコも付いたので、本日の酒はカリフォルニア産のスパークリングワイン016.gif
こちらのスパークリングワイン、経営はフランス系で、シャンパンとまったく同じレベルに仕上げている。
ただ、産地がアメリカというだけでシャンパンが名乗れないだけ。

e0297347_21334317.jpg

行きつけの酒屋オススメの一本。
これはおいしいです。

本日もごちそうさまでした040.gif040.gif040.gif
by doitsuwine | 2015-05-23 17:21 | 我が家 | Comments(4)
つい先日の私の晩酌。
論語の先生、渡辺さんからお土産にいただいた大平目の切り身。
新鮮で油がほどよく乗り、プリプリとした歯ごたえがたまらない。
本日はそれを刺身でいただく。
妻が薔薇の花に象ってくれた。
そして握り寿司もつけた。

e0297347_2030583.jpg

この贅沢この上ない肴につけた酒はこのブログにコメントをくれる政房(E.Y)さんからいただいた「湊屋藤助」純米大吟醸。
越後湯沢の白瀧酒造自慢の逸品(私が大好きな「上善如水」の醸造元)。
キャッチフレーズは 「問わず語らず」(このキャッチフレーズは私に似合わない。うるさいほどしゃべるから)。
切れのいいすっきりした、それで強烈な刺激を口に残す、存在感ありありの酒。
日本酒というのはこうでなければ。

e0297347_20291824.jpg

ということで、本日の我が晩酌は最強の組み合わせとなったのである016.gif
いや~~~、いただきものでこんな贅沢ができるなんて。
みなさん、お心遣いいただき、本当に恐縮です040.gif040.gif040.gif

ごちそうさまでした043.gif
by doitsuwine | 2015-05-22 17:14 | 我が家 | Comments(2)