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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

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見所の多い神苑ではあるが、こうも人がいてはねぇ・・・。

でその締めくくりは東神苑栖鳳池の中央付近を東西にまたぐ泰平閣(橋殿)。

京都御所にあった京都博覧会の建物を移築したもの。
屋根は桧皮葺で、二層の楼閣の頂には西向きに青銅の鳳凰が立っている。
この建物は橋の役目をしているので、もちろん渡ることができる。
そしてその橋の両サイドは人が座れるように椅子が設えてある。

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これじゃぁまるで満員電車じゃないですか、京都府さん。
風情も何もあったもんじゃない!!!
by doitsuwine | 2015-09-30 17:09 | 京都 | Comments(2)
秋は酒も肴も美味い。
まあ、一年中美味いけどね。
季節の変わり目に旬な食材が出てくると美味しく感じるのは日本人、そして和食の特権だろう。

さてさて、本日の肴(魚)は旬な「かます」。
一度、この季節に京都祇園の「や満文」で脂ののったいいかますをいただいてから、我が家の食卓にもこの季節になるとカマスが登場する。

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寒くなってきたので 「ホボ・ブタジル」 (このシャレは今からおよそ40年前、金曜のゴールデンタイムにプロレスを見ていた人じゃないとわからない^^;)を付ける。
牡蠣フライも出て食欲をそそる。

秋刀魚より早く秋の訪れを告げるのがカマスである。
「秋茄子は嫁に食わすな」 と同様に、「秋カマスは嫁に食わすな」 という諺もあるほど、秋になると脂が乗って白身の上品な味になる。

江戸時代には機織りの横糸を通す杼(ちょ)=梭(さ)に姿が似ているところから、梭魚、梭子魚(さしぎょ)とも言われた。
また、雑穀や塩、石灰また魚の塩干物をいれる袋を叺(かます)という。
叺は蒲簀(かます)ともいい、もともと蒲(かます)を編んで作ったことから、その名がある。
この叺は、ワラムシロを二枚重ねるか半分に折って縫い合わせただけの袋で、口が大きいという共通点から同名になったとのこと。

一匹の魚にもさまざまな言い伝えがある。
by doitsuwine | 2015-09-29 17:06 | 我が家 | Comments(2)
散策と言うには及ばない。
人混みの中を彷徨うと言った方が適当だろう。

人がいなければきれいなのだがなぁ、有料でもいいからまた来よう。
声のやかましい国の人たちがいないときに。

神苑は池泉回遊式庭園で、明治の有名な造園家7代目小川治兵衛らの手になるもの。
平安京千年の造園技法の粋を結集した庭園として、昭和50年12月に国の名勝に指定された。

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こちらは臥龍橋。
蒼龍池にある沢渡。
天正年間の三条・五条両大橋の橋脚や梁が使われており、東側の大島(珊瑚島)と北岸を石づたいに渡ることができる。
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そして緑紅葉。
これはこれなりに美しいが、こんなに人がいては哲学ができない。
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by doitsuwine | 2015-09-28 17:11 | 京都 | Comments(2)
いよいよドイツの4日目。

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本日の午前はグリム兄弟が教鞭をとった大学街ゲッティンゲンへ。

ゲッティンゲンは、美しい自然に恵まれた学園都市。
1734年創立のゲッティンゲン大学は、ドイツ自然科学のメッカと言われ、過去に40人以上ものノーベル賞学者を輩出している。

その昔、城壁で囲まれていた旧市街は、半径400mの円の中にすっぽりと収まる。
その中心に位置するのが旧市庁舎のあるマルクト広場。
そしてその広場の噴水の中にたたずむのが、街のシンボル「がちょう娘リーデル」のブロンズ像。

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博士号を取得した学生は、リーぜルの頬にキスをするという伝統があり、世界でもっとも多くのキスを受ける女性と言われている。

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by doitsuwine | 2015-09-27 17:12 | ドイツ | Comments(0)
『夜は短し 歩けよ乙女』
森見登美彦氏の初期の作品。

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2006年の刊行、翌年、山本周五郎賞受賞、本屋大賞2位にも選ばれた作品。

彼の作品を私は最近のものから過去のものへと遡って読んでいる。
彼の作品を読み始めたのが去年だったから、自然にそうなってしまった。
それで先日、この本を読んだ。

黒髪の乙女に恋する彼。
偶発する出会いに彼女はいつも「奇遇ですね!」の一言。
いつも二人が出会う同じ場面を彼と彼女、それぞれの立場から交互に書いているところがとても面白い。

やはり彼の作品はこの一冊から読み始めることをお勧めしたい。
ちなみに、以前にも紹介したように、物語の舞台は京都。
下鴨神社、出町柳商店街、○○大学、三条通り、先斗町、鴨川デルタは頻出。

かわいいカバーイラストは有名な中村佑介氏の作品。
秋の夜長にどうぞ。
by doitsuwine | 2015-09-26 17:00 | 生活 | Comments(0)
いよいよハーメルンでのディナータイムとなった。
「ネズミ捕りの男の家」。

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先日書いたように名物の「ネズミの尻尾」が品切れという常識外れのレストラン。

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しかし、この町にはもう二度と来ないとすれば、ここに入らざるを得ない。

店内を見て回ると、ネズミ、ネズミ、ネズミ・・・
これが本物だったらえらいこっちゃ!!!

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Lattenloch(ネズミの巣)。トイレだろうか037.gif

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そしてなんとリキュールまでもが・・・その名も「ネズミ殺し」004.gif

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もちろんネズミ捕り男の装飾も。

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肝心のいただいた料理は、「Rattenschmaus」(ネズミのご馳走)005.gif € 14.90
内容はポークグリル、ベアルネーズソースのブロッコリー、ハッシュブラウンズ。
こりゃ確かにご馳走だわ016.gif
ちなみにこの料理の英語名はSpecial-House-Plate.

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ドリンクはコーラとドイツワイン。

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レーマーグラスでいただけるのが嬉しい。

ご馳走様でした。
by doitsuwine | 2015-09-25 17:29 | ドイツ | Comments(2)
9月はシルバーウイーク。
この時期は毎年決まって上洛。
19日(土)三島で駅弁を買って新幹線へ。
午後2時、京都着。
ホテルに荷物を預けて町ブラへ。

ここはあまりにも有名な平安神宮。

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でもいる人たちの多分8割は赤い旗の国の人002.gif
だから当然、境内は騒然!!!

南神苑に「平安の苑」が開設された日を記念し、秋の訪れの近い神苑がこの日だけ無料公開される。
もちろんここは朝夕の山手線ではない。
なのにラッシュで身動きするのもやっと007.gif
来なければよかった、と後悔。
おまけに周りは黄色い大地の国の人々・・・・・

でも人の波に逆らえず、逆行もできない。

最初に目に飛び込んできたのは「日本最古の電車」。

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いくら京都を走ったからといっても、こんな場所に近代機械の産物を展示してはだめでしょ、京都府さん030.gif

そしてうるさいよ、黒い空気の国の人たち047.gif

つづく
by doitsuwine | 2015-09-24 17:45 | 京都 | Comments(3)
ヨーロッパの夏の日は長い。
日没は21:00過ぎだから、まだまだ町ブラを愉しめる。

まずは、町を象徴するニコライ教会。

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町の中心マルクト広場に面しており、結婚式の家のすぐ隣にある。
周辺は中世以来の街の雰囲気を色濃く残している。

続いて見たのはその向かいにある「デンプターハウス」。

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オランダ建築の影響を受けた「ウトルフト」と呼ばれる様式。
1607年の建築。
細かい彫刻が一面に施されたファザードが見事。

歩き疲れたのでベンチで読書。
古い教会が隣にあり、その周りを歩いたら、壁に髑髏を発見!

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以前にキリスト教と髑髏の関係を調べたことがあったので、こんな彫刻も私のお気に入りなのである。

明日からは、京都とドイツを交互に掲載していきます。

by doitsuwine | 2015-09-23 17:37 | ドイツ | Comments(0)
ハーメルンを訪れたのは水曜日の午後。
そう、水曜日の16:30~結婚式の家の前テラスでミュージカル 「ラッツRats」 (ネズミ捕り男の野外劇) が約40分間上演される。
もちろん無料!
またとない機会なので時間を合わせて観劇だ001.gif

ドイツ語はわからないが、物語を知っているので、楽しく見ることができた。
美男美女に美声揃いで、観劇料を徴収してもおかしくないほど素晴らしい。

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しばし、見入ってしまった。
その後は、市庁舎前の噴水にあるネズミ捕り男の像を見に行く。

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それでは殿方各位のお楽しみ「街角女性ウォッチング」をどうぞ。

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何? また小さいじゃないか?
お黙り!!!
by doitsuwine | 2015-09-22 17:01 | ドイツ | Comments(0)
ランチが済んだらマルクト広場に直行。
ここには1610~17年に建てられた 「結婚式の家」 がある。

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その壁面には鐘とネズミ捕り男の仕掛け時計がある。
午後に3回、29個の鐘が5分間、童話の音楽を奏でながら、ネズミ捕り男に続いてネズミたちが現れる。

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その後は、天気が良かったのでウェーザー河岸を散策した。

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by doitsuwine | 2015-09-21 17:12 | ドイツ | Comments(2)