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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

タグ:寺社・建築物 ( 391 ) タグの人気記事

続いて訪れたのは風雲寺。

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小さな山寺だ。
参道の階段下には観音菩薩がずらり。

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そして階段の両脇にもずらりと並ぶ。

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観音様に守られて境内に上がると、下界の景色が美しい。

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散策は楽しい。




(つづく)
by doitsuwine | 2017-06-05 17:25 | 長野 | Comments(2)
さて昨日の庚申塔は離山という小山の麓にある。
離山は江戸時代、千曲川が大洪水になったときには住民が皆この山に避難したという。
平野部にポツンとあるから、この名があるのだろう。

その離山の頂には離山神社が鎮座し、諏訪大明神と同体の離山大明神が祀られている。
社殿は小さな清水の舞台のよう。

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神社の由緒書案内板は風化していてまったく読めない。

参道には珍しい石造物がある。
まずは 「山神」 と 「甲子塔」 の石碑。

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同じ形をして仲良く並んでいる。
甲子塔は、山梨県にはほとんど存在しない。
これは甲子講の人々が建てた供養塔である。
甲子日待は、甲子 (きのえね) の夜に、禍を転じて福を授けてくれる大黒天を祀り、夜遅くまで飲食をともにしながら語り合う行事である。
いいものを見た。

そして次なるは 「素貫翁」 の碑。

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これには 「全国気まぐれ路傍の石造物調査委員長」 の私もお手上げ。
神か人かもわからない・・・悔しい。

他に 「幸神」 や 「庚申塔」、

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「出羽三山」 の碑もある。
これは底部がコンクリートに埋められてかわいそう。

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石造物、おもしろいなぁ!




(読者から不服申し立てを受けそうなこの散策はさらにつづく^^;)
by doitsuwine | 2017-06-03 22:17 | 長野 | Comments(2)
散策の後は、この日の目的である居合の奉納演武会に参加した。

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一人での参加なので、残念ながら自分の演武写真がない。

能舞殿での演武であるが、その舞台にはあってはならない大太鼓が奉納されており、舞台の半分を占領している。

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別の場所へ移動するか、専用の建物を造るべきではないのだろうか。

見上げれば天にも届く杉の木々。

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拝殿にはウズラの見事な彫刻。

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この建具師の見事な腕に感銘して演武は終了した。

帰りにいつも家族への土産を買う参道の店。
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左にしようか右にしようか。
今宮神社のあぶり餅のようだ!
わっかるかなぁ~





(完)
by doitsuwine | 2017-06-01 17:53 | 長野 | Comments(2)
さて、私のとてもとても楽しい諏訪上社周辺の石造物探訪の散策も惜しまれつつ最終回となった。

その間、だれもコメントをくれないということは、やっぱり凡人にはこの高尚な趣味が理解できないのであろう(>_<)

散策の最後は進友会館へ。
古い二階建ての建物がしっかりと保存されている。

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その前に祀られているのが子育聖観音。

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優雅で慈愛に満ちた顔をしている。

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会館の二階には子安観音像が安置されているが、それは会館が閉まっていて見ることができなかった。

因みに会館の前にこの二つの観音像についての説明板があるが、誤字・誤記が多くて残念である。
よほど頭の悪い人が書いたのだろう。






(完)
by doitsuwine | 2017-05-31 17:46 | 長野 | Comments(2)
調査隊長はさらに春日神社を目指す。

社殿の前には諏訪らしく大小の御柱が並び.......

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その左に何かある。
なんだ?
この藁葺きの小屋は?

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中に小さな祠が祭られている。
この春日神社自体、情報がまったくない。
その傍らに小さな天神様。

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なぜどこも境内社の天満宮は小さいのだろう・・・・・
そんなことよりまずは学問が成就しますように・・・・・





(つづく)
by doitsuwine | 2017-05-23 17:05 | 長野 | Comments(0)
諏訪上社周辺を散策していて、まず目に入ったのは、

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千躰仏地蔵堂前にある地蔵群。
これこそ野仏の極致である。
いずれも優れた地蔵菩薩であり、それぞれの表情もまたいい。
江戸時代の石工職人の腕が光る。
中には庚申塔もあり、

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こちらは下半分が地中に埋没していてかわいそう。

そして、その千躰仏地蔵堂の中をのぞき込むと、

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あったあった、すごい数だ。
苦心の撮影で何とか確認できた。

田舎路地調査研究会会長は一人でご満悦である。





(つづく)
by doitsuwine | 2017-05-21 22:47 | 長野 | Comments(1)
本日、長野県の諏訪上社居合道奉納演武大会で演武をしてきた。
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戸山流居合道長野県連盟主催の演武会であるが、私は大会特別顧問となっているので、招待演武として参加させていただいている。

その大会の様子は別のメディアで紹介するので、ここでは「全国路傍の石造物気まぐれ調査隊」 隊長として、諏訪上社周辺を散策した結果を報告したい。
なにしろ快晴だったので最高の散策である。
(もちろん大会集合時間の一時間前に現地入りしての散策)

実は諏訪は石造物の宝庫。
多分、私の地元と違って調査はすべて終わっているのだろう。

石造物探検の前に神武神社を見学。
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祭神は日本磐余彦命(かんやまといわれひこ)(推定)とされているが、神社の名のとおり神武天皇を祭っているともいう。

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個人的には「しんぶ」と読みたいが、神の冒涜となる。




つづく
by doitsuwine | 2017-05-20 21:04 | 長野 | Comments(0)
私の大好きな御坂路。
そこを通る旧鎌倉往還。

少し散策してみる。
桃と、

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桜を観ながら、

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旧道を進むと、古民家が二軒、眼下に見下ろせる。

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鎌倉往還に沿って建つ二軒は伝統的建築物としても価値あり。

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下へ下りて街道を歩きたくなった。




(つづく)
by doitsuwine | 2017-04-30 17:21 | 山梨 | Comments(0)
墓地で墓石を見て回ると、矢細工のほとんどの家は佐野氏と望月氏であることがわかる。
さて、妙泉寺本堂へ戻り、先程墓地を教えていただいた老人に話しかけると、なんとこの寺の住職であった。
長い間、東京に出ていたが、退職してここへ戻ってきたという。
話をしているうちに、本堂の欄間に一対の飛天像(町指定文化財)が彫刻されていることがわかった。

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飛天(天女)は日蓮宗における守護神の一つである。
その経緯を話すと夜が明けてしまうので、ここでは触れない。
とにかく見事な彫刻である。
彫り師は下山村の宮大工、惣兵衛という人。
明和三年(1766)の再建時に彫ったもの。
下山村の宮大工集団の勢力は関東一円に及ぶほど強大であった。

次に本堂の破風を見ると、懸魚に鮮やかな鬼面が掛かっている。
もちろん魔除けのため。

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鬼面の上には屋根型の鳥衾が付けてある。
おもしろい。

最後に寺の境内に立つ。

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こんな庭があったら晴れた日には毎日武道の稽古ができるのになぁ。

人間とは実に皮肉なものだ。




(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-24 17:09 | 山梨 | Comments(0)
次に入った集落は久保地区。

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ここには十数軒の家屋があるが、人が生活をしているのは2~3軒。
矢細工集落そのものが、多分、三十年後には消滅するだろう。
先程歩いた亀久保地区を矢細工地区の最高地点から見るとご覧のとおり。

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こんな場所でも、戦前までは普通に生活できていたのだから、生活の変化とはある意味恐ろしいものである。
二階にベランダがあるこんな素敵な家も今は空き家になっている。

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一休みするか。

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(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-22 17:31 | 山梨 | Comments(0)