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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

サン・マルコ美術館を見た後、その対面にあるスカルツォの回廊を見る。
ここは週に3日しか開館していないが、もちろん、その開館日に当てた。
知らなければ通り過ぎてしまう入口である。

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なんと見学は無料。

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裸足(イタリア語でScalzo)で十字架行進を行った「洗礼者ヨハネ信心会」の修道院回廊である。

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壁画の説明は省略するが、ここに描かれているフレスコ画は単色で、不思議な魅力に満ちている。

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しばらく椅子に腰掛けて見入ってしまった。
でもやっぱり髑髏が気になる。

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やはり、私はこういう「地味な教会・博物館」が好きである。




(つづく)
by doitsuwine | 2016-09-19 17:38 | イタリア | Comments(0)
次に入ったのはサン・マルコ美術館。
ここはフラ・アンジェリコの美術館として知られている。

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聖アントニーノの回廊を一巡りしてから単廊式の内部へ。

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まずは階段の上、正面に飾られている「受胎告知」

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次に「我に触るな」

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そして「キリストの受容」

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さらにもう一度、別の「受胎告知」

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最後は、ミュージアムショップの壁を飾る透視画法によって描かれたギルランダイオの「最後の晩餐」

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そしてなぜか壁を飾る意匠がほとんど鳥。

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これに気付く人はほとんどいないはず。

小さい美術館だが、私はそれなりに楽しめた。




(つづく)
by doitsuwine | 2016-09-18 22:41 | イタリア | Comments(0)
フィレンツェ2日目の次の見学は、イタリア1のラファエロ・コレクションを誇るパラティーナ美術館へ。
実はここ、フィレンツェで一番入りたかった美術館emoticon-0115-inlove.gif
ラファエロは宗教画でも特に女性を描かせたら天才の画家である。
それではごゆっくりと。

まずは 『マッダレーナ・ストロッチの肖像』

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続いて 『アニョロ・ドーニの肖像』

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実はこの二人は夫婦。
この絵には色々なエピソードがある。

そして 『ヴェールの女』
レオナルドの影響を受けたルネッサンス肖像画の最高峰と言われている。

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そして最後は、あの誰でも知る、そう世界史の教科書にも載っている 『小椅子の聖母』

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フィレンツェの典型的な様式である円形 (トンド) の構図に描かれたラファエロのもっとも有名で、唯一のトンド。
これには大感激。



(つづく)
by doitsuwine | 2016-08-30 17:08 | イタリア | Comments(0)
フィレンツェは街中が意匠に満ちている。
だから街そのものが美術館。
無料拝観できる多くの教会の中にも優れた美術作品を多く観ることができる。
ジョットの塔から外へ出て、こっちを見たり、あっちを見たり。

枝豆にハト

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カタツムリ

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そしてベイビーの喧嘩

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共和国広場を通り過ぎると、

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道路では市井の画家がモナリザを

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まだ、描き終えていないが、お見事emoticon-0137-clapping.gif




(つづく)
by doitsuwine | 2016-08-14 17:30 | Comments(0)
つづいて訪れたのはメディチ・リッカルディ宮。
メディチ家の人々が暮らした館である。

中に入ると柱廊で囲まれた中庭がある。

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2階に上るとB.ゴッツォリのフレスコ画 「ベツレヘムに向かう東方の3賢王」 で知られるマギの礼拝堂がある。

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こちらはルカ・ジョルダーの間。

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こんな部屋では落ち着いて食事をすることも、寝ることもできないだろう。

はぁ。





(つづく)
by doitsuwine | 2016-08-10 17:57 | イタリア | Comments(2)
次に訪れたのはサン・ロレンツォ教会。

フィレンツェにおける最初のルネッサンス建築の一つ。

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三廊式の優美な内部

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柱を支える亀

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天井を見上げると星座を描いた天球

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そして壁にはフィオレンティーノ作 『マリアの結婚』

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教会は歩き疲れたら休憩には持ってこいの空間である。




(つづく)
by doitsuwine | 2016-08-08 17:32 | イタリア | Comments(0)
観光は本日から。
まずはサンタ・マリア・ノヴェッラ広場へ出て、フィレンツェの空気を味わう。

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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の脇を通り教会へ

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今回のフィレンツェでの目的は、もちろん美術鑑賞であるが、芸術の都でもあるので、町中に散見する壁装飾を見ること。
特に生物をデザインしたものに注目してみた。
さっそく登場したのが羊

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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のファサード

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そしてポルタイユ上部のフレスコ画

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奥行きのある内部には天井からジョットの 『十字架像』 が架かっている

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回廊を歩くのも教会見学の一つの楽しみ

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壁装飾を見ると、バラに蝶

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蛇をくわえた鶴

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こちらは5匹のキツネ?

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そして最後は本物の鳥

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勝手にフィレンツェ雀と名付けよう





(つづく)
by doitsuwine | 2016-08-07 17:42 | イタリア | Comments(2)
江戸時代の風俗研究は私のライフワークである。
その風俗を知るための絶好史料がイラスト集である。
私の研究分野の一つが武芸であるため、次の3つの画集を座右にしている。

『北斎漫画』(葛飾北斎)、『一掃百態』(渡辺崋山)、『写真学筆墨僊叢書全』(月光亭墨僊)。

今回紹介するのは最後の『写真学筆墨僊叢書全』。
画人の月光亭墨僊は葛飾北斎の門人で、画風もよく似ている。

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これを見ると文化文政期の庶民の生活がよくわかる。
仕事や娯楽、その種類の多さに今さらながら驚かされる。
現代人よりよほど人生を楽しんでおり、教養が深いことはその絵図を見ればすぐにわかる。

日本人はいつになればエコノミックアニマルから抜け出すことができるのだろうか。
まずはとにかく労働時間の短縮である。
これなくして日本の未来は開けない。





(完)
by doitsuwine | 2016-06-24 21:56 | 生活 | Comments(2)
目的地は宮城県南であるが、宿は福島県の伊達市を予約していた。

2泊したのにクーポン利用なので、なんと6千円て゛宿泊できたemoticon-0115-inlove.gif

さっそく散策してみよう。

まず、ホテルのすぐ近くにある長谷寺へ。
ここの山門は旧陣屋門を移築したもの。

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陣屋の正門は城郭の大手門に当たる。

そして、この寺の境内には熊坂適山と蘭斎合作の非常に珍しい画碑 「梅竹画」 がある。

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保存が悪く、風化が進んでいるのが残念。

陣屋門も画碑も伊達市保原町の指定有形文化財。
by doitsuwine | 2016-04-03 17:41 | 東北 | Comments(0)
鳥居を抜け、坂を上ると見えてくるのが瑞心門。

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その脇には半ば散ってしまった枝垂れ梅。

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皆、瑞心門をスラスラと通り抜けてしまう。

バカだね~~~

この天井画、天井画研究会会長(会員ゼロ)の私としては必見である。

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紅白の牡丹を市松模様に並べる。
同じ牡丹は一つもない。

私の部屋の天井も同じ造りなので、そのうち天井画を描こうかと思っている。
by doitsuwine | 2016-03-26 17:21 | 東京・神奈川 | Comments(0)