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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

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さらに矢細工の原地区を歩く。

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ここには家が数軒しかない。

その空き家の庭に町の天然記念物、ヒムロの巨木が立っている。

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ヒムロはサワラの園芸種であるが、このような巨木は県下でトップクラスらしい。

桜が咲き始めており、ゆっくり山村を愉しむ。

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(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-26 17:50 | 山梨 | Comments(0)
墓地で墓石を見て回ると、矢細工のほとんどの家は佐野氏と望月氏であることがわかる。
さて、妙泉寺本堂へ戻り、先程墓地を教えていただいた老人に話しかけると、なんとこの寺の住職であった。
長い間、東京に出ていたが、退職してここへ戻ってきたという。
話をしているうちに、本堂の欄間に一対の飛天像(町指定文化財)が彫刻されていることがわかった。

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飛天(天女)は日蓮宗における守護神の一つである。
その経緯を話すと夜が明けてしまうので、ここでは触れない。
とにかく見事な彫刻である。
彫り師は下山村の宮大工、惣兵衛という人。
明和三年(1766)の再建時に彫ったもの。
下山村の宮大工集団の勢力は関東一円に及ぶほど強大であった。

次に本堂の破風を見ると、懸魚に鮮やかな鬼面が掛かっている。
もちろん魔除けのため。

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鬼面の上には屋根型の鳥衾が付けてある。
おもしろい。

最後に寺の境内に立つ。

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こんな庭があったら晴れた日には毎日武道の稽古ができるのになぁ。

人間とは実に皮肉なものだ。




(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-24 17:09 | 山梨 | Comments(0)
久保地区のもっとも低所に位置する日蓮宗妙泉寺に立ち寄る。

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老人が作業をしていたので、墓地の場所を尋ねる。
寺から離れた場所にある墓地までの山道を100mほど歩く。

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矢細工という名前のとおり竹林が山一面を覆っている。

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この竹で古くは弓矢をつくっていたという。
墓地への山道を歩いていると、苔むした六地蔵塔に出合った。
全国路傍の石造物調査委員会会長 (会費無料、しかし会員ゼロ(>_<)) としてはこれを見逃してはならない。
じっくりと睨めっこだ。

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傍らにもう一つ、倒れた六地蔵塔がある。
だれも修復する人がいない。

道行く人々の安全を守った地蔵様もその役目を終える日は近い。

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(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-23 17:50 | 山梨 | Comments(0)
次に入った集落は久保地区。

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ここには十数軒の家屋があるが、人が生活をしているのは2~3軒。
矢細工集落そのものが、多分、三十年後には消滅するだろう。
先程歩いた亀久保地区を矢細工地区の最高地点から見るとご覧のとおり。

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こんな場所でも、戦前までは普通に生活できていたのだから、生活の変化とはある意味恐ろしいものである。
二階にベランダがあるこんな素敵な家も今は空き家になっている。

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一休みするか。

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(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-22 17:31 | 山梨 | Comments(0)
全国限界集落研究会の会長として(会費無料、にもかかわらず会員もゼロ^^;)、時間があれば山の奥深くに出没している。

ここは身延町(旧中富町)にある限界集落の一つ、矢細工地区。

ある目的があって来たのであるが、それは呆気なく空振りに終わったため、専門の民俗調査に切り替える。
とにかくすごい山の中。

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否、山の奥・・・

こういう集落を歩くのは私の趣味の一つ。
老人と話をするのはとても楽しい。

まずは矢細工の中の亀久保地区。

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戸数は数軒。
綺麗な沢の水を引く貯水場がある。

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そして、それこそ今にも天狗が出てきそうな天狗神社。

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厩のある民家。

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もちろん空き家である。
人はだれもいない・・・





(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-21 17:13 | 山梨 | Comments(4)
よみせ通りから谷中銀座に折れる。
ここでバレンタインデーのお返し、ホワイトデープレゼントを買う。
なんというレアな・・・

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ここに私の好きなドーナツの店がある。
そこでたくさんドーナツを買い込み、 「夕やけだんだん」 を上って佃煮の専門店へ。

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この店の佃煮もまた美味しい。

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ここでは家族用の佃煮、はぜとあさりを買う。

だいぶ歩いたなあemoticon-0141-whew.gif
日暮里駅から一路山梨へ。





(完)
by doitsuwine | 2017-03-15 17:46 | 東京・神奈川 | Comments(2)
へび道を抜け、よみせ通りに出ると、ご覧の通りすごい人出だ。

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こういった個人経営の小さな商店が栄える町はいいね。

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こんにゃく店だってこの盛況emoticon-0140-rofl.gif

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デパートやスーパーマーケットにはない人情味豊かな世界がここにはある。





(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-14 17:38 | 東京・神奈川 | Comments(0)
根津神社で紅梅を観賞し、

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権現坂を上り、

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根津神社の裏側を廻っていくと、
へび道に出る。

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へび道は今は暗渠 (地下の水路) になってしまったが、かつては上野の不忍池にそそいでいた藍染川が流れていた場所。
人通りは少ないが、小さい店が点在する長閑な散歩道。
時間があればカフェにも立ち寄りたかった。

ここを過ぎれば 「よみせ通り」 だ。




(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-13 17:43 | 東京・神奈川 | Comments(0)
地下鉄千代田線で根津駅を降りる。
5分ほど、人もほとんどいない細い路地を歩いていくと、そこにあるのは、
「おばけ階段」、別名、幽霊坂。
上から見ると、

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上りと下りで段数が異なることから「お化け階段」として知られる坂道。
かつては幅が狭く、薄暗い道だったが、拡幅工事が行われ、手すりもついて、きれいな階段に整備された。
とはいえ、階段の一部が上り途中で行き止まりになってしまったりと、独特のミステリアスな雰囲気が今も漂っている。
下から見ると、

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きゃ~~~~~~~~~~emoticon-0130-devil.gif

東京、意外と面白いかもemoticon-0140-rofl.gif





(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-12 17:04 | 東京・神奈川 | Comments(2)
ランチを終えてお茶の水へ

聖橋を渡る

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食べかけのレモンなんか持っているはずもなく・・・

赤い色の電車が通過するはずもなく・・・

二つを満たす 「黄色の電車」 を見た・・・

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(つづく)
by doitsuwine | 2017-03-10 17:25 | 東京・神奈川 | Comments(0)