赤ちゃんを運ぶ鳥
日本でもヨーロッパでも昔からコウノトリは赤ちゃんを運んでくる鳥として知られている。
コウノトリの飛来地はいろいろあるが、特に知られているのが、フランスのアルザスとここオーストリアの小さな村ルスト。
しかし、こんな小さな村、日本人はだれも知らない。
だからここで紹介する意義がある。
ルストが面しているノイジートラー湖は、オーストリアの東部国境(隣はハンガリー)にある中欧唯一のステップ湖。
野鳥の保護地域として、また自然の美しさから世界遺産に登録されている。
ここルストには毎夏コウノトリが地中海から飛来してきて、煙突の上に造巣する。
私はこの仲良し家族のコウノトリを見るのが大好き。
この何物にも邪魔されない幸せそうな景色がいい。
アルザスでもそうであったように、ここでもつい歩みを止めてしまう。
もちろん私がこの村を訪れたのはコウノトリを見るためではない。
別の大きな目的があった。
実はこの小さな村、ワインの大産地なのである。
市庁舎周辺の広場には名産のワインを飲ませてくれるケラーがたくさん並んでいる。
昼間からワインのテイスティング・・・・・・(*^_^*)