パステル・デ・ナタ
以前に紹介した「発見のモニュメント」がある場所。
ここにポルトガルの伝統菓子「パステル・デ・ナタ」を提供するいい感じのカフェがある。
パステル・デ・ナタは、以前日本でも流行したことのあるエッグタルトと同じ菓子。
原始的ともいえる変則折りしたパイ生地の中に、表面に焦げ色がついたカスタードに似たクリームがたっぷりと詰まっている。
実は私、ベレン地区へ行ったのはこのパステル・デ・ナタをいただくのが、一番の目的だった(^^;)
行ったカフェはポルトガルで一番美味しいナタを作っているという『パステイス・デ・ベレン』。
1837年創業の老舗で、近くにあるジェロニモス修道院から伝えられた秘伝のレシピを今も墨守している店。
その甘さは控えめで、クリームは絹で裏ごししたようななめらかさ。
周りのパイ皮も400度という高温で焼かれているため、パリパリしている。
好みで粉砂糖やシナモンパウダーをふりかける。
ビッカ(エスプレッソ)とともに味わうのが一番ポルトガルらしい食べ方だというが、ここへ来る前にビッカをいただいてしまったので、カプチーノにした(^O^)