『はなふさ』(イースト店)の「マンデリン」
カフェでくつろぐのも私の京都での日課の一つ。
ここは岡崎、名店『はなふさ』(イースト店)がある。
かつて裏寺の一画に初代の 「裏寺のはなふさ」があった。
昭和30年、京都で最初にサイフォンで淹れるコーヒーを出した店である。
当時はたった数席のカウンターしかなく、メニューはコーヒーしかなかった。
それでもその席が空くことはほとんどなかった。
国分綾子がエッセイの中で京都でコーヒーを飲むなら「イノダ」か「はなふさ」と称賛し、東野英治郎や西村晃などの名だたる個性俳優をはじめ 「通なコーヒー飲み」が足を運ぶ名店だった。
その後、代替わりして「はなふさコーヒー山本屋」となり、コーヒー以外のメニューも増えた。
そして今はイースト店とノース店がある。
「うちのコーヒーはとことん濃いのが特徴。一番人気は、エグくならないぎりぎりのところまで苦みを追及して、 しかもあっさり仕上げたサントスブレンドです。決して一般受けする味やないけど、 今も昔も、この味を求めてきてくれる人が、うちのお客さんなんです。」と現マスターのお言葉。
しかし、私はここの「マンデリン」が好き。
どうせ苦いコーヒーをいただくのなら、「マンデリン」に限る。
これは私のこだわり。
京都のカフェで私が唯一、ミルクも砂糖も入れないコーヒーがここにある。
このコーヒーにベイクドチーズケーキを合わせたらもう最高!(^^)!
夜、遅い時間まで営業しているのがなんともありがたい。
※ぜひ店内禁煙にしてください!お願いします<(_ _)>
はなふさ イースト店
京都市左京区東天王町43-5
レジデンス岡崎1F
075-751-9610
営業時間 7時~深夜2時
年中無休