ルーマニアの黒色土
時には少し固い話を。
ということで本日は「土」の話。
ウクライナからルーマニアにかけての地域にはたいへん肥沃な黒色土が分布している。
ウクライナではこの土壌のことを「チェルノーゼム」といい、一大小麦産地を形成している。
ここルーマニアではひまわり畑がひろがる。
一般的に色の濃い土壌は肥沃で、薄くなるにしたがって肥沃度も低下する。
黒→茶→赤→黄→灰色と、こんな順番か。
インドのデカン高原に分布しているレグール土という土壌は、別名を黒色綿花土といい、これまた抜群に肥沃で、一大綿花地帯を形成している。