大ハズレのカイザーブルク城
本日でドイツも最終日。
朝、ホストに別れを告げて、ニュルンベルクを目指す。
ホストの弟子が運転手。
彼の案内のために、ニュルンベルクは本当に台無しになってしまった。
すべて自由行動にすべきであった。
ここも予定では一泊するはずだった。
カイザーブルク城はちっとも面白くない
しかも待ち合わせ時間まで暇をもてあましてしまった。
城の前にはドイツルネサンスを代表する画家・アルブレヒト・デューラー・ハウスがある。
時間があればアトリエを見ることができたのに
ティアゲルトナー門には奇妙な 「 兎のブロンズ 」 がある。
このオブジェは30年ほど前に設置された現代作家の作品であるが、これはデューラーの水彩画 「 野うさぎ 」 を念頭に作られているという。
デューラーの野うさぎは毛一本一本にいたるまで細密に卓越した技量で描かれているが、警戒心と憂鬱さを湛えたその表情は可愛らしい兎とはほど遠い。
オブジェは加えて非常に気味が悪い。
こんなオブジェは撤去してしまえ
ちなみにオブジェの前には小さな兎があり、こちらはかわいらしい。
腹の下に何かを抱えているが何だかわからない。
城から見た景色は綺麗だったが、内部は撮影禁止。
さっさと外へ出る。
まるで生きて飛び跳ねそう♫まるで目の前に存在して、触れてみたくなりますね。
お写真みたいに写実化されてます。