三級浪高魚化龍
2年前の春、3月3日に京都は妙心寺の塔頭桂春院を訪れた。
茶室に何気なく飾られた掛け軸
「三級浪高魚化龍」と書かれている。

京都の寺院では掛け軸は必見!!!
日ごとに意義のある掛け軸を飾ることが多いからだ。
「三級浪高魚化龍」は禅語で、「さんきゅう なみたかうして うお りゅうとかす」と読む。
中国の夏王朝を開いた禹(う)が黄河の治水をした際、上流の竜門山を三段に切り落としたため三段の瀑布ができ、これを「禹門(竜門)三級」と称し、毎年3月3日、桃の花が開くころに多くの魚が黄河を上り竜門山下に群集し竜門三級を登り、登りきった魚は頭上に角が生え尾を昂げ、竜となって雲を起し天に昇るという。
のちに科挙の試験場の正門を竜門と呼び、及第して進士となったもの、さらに転じて一般に出世の糸口を「登竜門」といった。
茶室に何気なく飾られた掛け軸
「三級浪高魚化龍」と書かれている。

京都の寺院では掛け軸は必見!!!
日ごとに意義のある掛け軸を飾ることが多いからだ。
「三級浪高魚化龍」は禅語で、「さんきゅう なみたかうして うお りゅうとかす」と読む。
中国の夏王朝を開いた禹(う)が黄河の治水をした際、上流の竜門山を三段に切り落としたため三段の瀑布ができ、これを「禹門(竜門)三級」と称し、毎年3月3日、桃の花が開くころに多くの魚が黄河を上り竜門山下に群集し竜門三級を登り、登りきった魚は頭上に角が生え尾を昂げ、竜となって雲を起し天に昇るという。
のちに科挙の試験場の正門を竜門と呼び、及第して進士となったもの、さらに転じて一般に出世の糸口を「登竜門」といった。
by doitsuwine
| 2014-10-01 17:45
| 京都
|
Comments(2)
doitsuwineさんのブログは
ほんと勉強になります。
妙心寺さんの塔頭はいいですね。
静かな時が過ごせます。
ほんと勉強になります。
妙心寺さんの塔頭はいいですね。
静かな時が過ごせます。
kirafuneさん(^^)/~~~
こういう記事にいただけるコメントは本当にうれしいです。
本来の「一景一話」です。
勉強の一助になれれば光栄です。
静かなひとときっていいですね。
こういう記事にいただけるコメントは本当にうれしいです。
本来の「一景一話」です。
勉強の一助になれれば光栄です。
静かなひとときっていいですね。