こちらが本家「白糸の滝」
市内上暮地のその名も白糸地区。
集落を抜け、山道の途中に車を置き、しばらく歩くと姿を現す。
今や富士宮市の同名の滝が全国的に知られているが、あれはどう見ても白糸とは呼べない。
白布の滝の方がいいと思うのは私だけだろうか。
それに対してこちらは本当に白糸と呼べる姿である。
巨大な岩盤の斜面を上から一年中同じ水量で流れている。
見るからに白糸そのものである。
であるから、古くからここには養蚕の神が祀られていて、滝には今でも注連縄が渡されている。
本市は観光アピールが大変下手な上に、行政も観光部門にあまり関心がないように思われる。
この一帯にも多くの観光開発のためのポテンシャルがあるだけに、それを眠らせておくのは「もったいない」。