上条集落をビューポイントから下りて、緩やかな坂を上ると地区の中心にある観音堂に出る。
ここには木食白道が彫った七尺五寸の 「一木百観音像」 が安置されている。
子安地蔵の周囲に百観音が彫られている。
(この観音様や木食白道については省略します)
さて、それはそれとして、私は石造物観察が趣味だから、だれも興味を示さない観音堂の前に祀られた庚申塔の方にむしろ興味がある(^^;)
風化が激しいが、青面金剛像であることは見てすぐにわかる。
四臂の珍しい形態で、下部にはしっかりと二猿が向かい合っている。
これが猿であることは石造物を研究していないとわからないだろう。
庚申塔の横には六地蔵が並んでいる。