歌川国芳
東京で開催された歌川国芳の展覧会を観てきた政房さんから絵葉書をお土産にいただきました。
奇想の絵師とも称される幕末の浮世絵師・歌川国芳 (1797~1861) が現代でも人気を集めるわけは、一目見て 「これは面白い」 と思わせる明快さがあるからだろう。
江戸生まれの国芳は10代で人気絵師だった初代歌川豊国に入門したが、鳴かず飛ばず。
一方、兄弟子だった歌川国貞 (1786~1864) は粋な美人画と役者絵で頭角を現し、人気を得た。
国芳は30歳ごろに手がけた 「通俗水滸伝」 シリーズが当たり、「武者絵の国芳」 として注目されるようになった。
大の猫好きだった国芳らしく、いただいた絵葉書の題材になっている「流行 猫の曲手まり」 (1841年ごろ) などは、そのかわいらしさの奥に怖さが同居し、ついニヤリとしてしまう一方でドキッともする名作である。

ありがとうございました。
(完)
奇想の絵師とも称される幕末の浮世絵師・歌川国芳 (1797~1861) が現代でも人気を集めるわけは、一目見て 「これは面白い」 と思わせる明快さがあるからだろう。
江戸生まれの国芳は10代で人気絵師だった初代歌川豊国に入門したが、鳴かず飛ばず。
一方、兄弟子だった歌川国貞 (1786~1864) は粋な美人画と役者絵で頭角を現し、人気を得た。
国芳は30歳ごろに手がけた 「通俗水滸伝」 シリーズが当たり、「武者絵の国芳」 として注目されるようになった。
大の猫好きだった国芳らしく、いただいた絵葉書の題材になっている「流行 猫の曲手まり」 (1841年ごろ) などは、そのかわいらしさの奥に怖さが同居し、ついニヤリとしてしまう一方でドキッともする名作である。

ありがとうございました。
(完)
by doitsuwine
| 2017-06-11 22:01
| 人物
|
Comments(2)

doitsuwineさん
化け猫はいても、化け犬はいません。
妖怪猫娘はいますが、犬男はいません。
オドロオドロしいcatの世界はユーモアに満ち溢れ
楽しいかぎりです。
気にいって頂き、国芳さんも喜んでいる事でしょう。食べられちゃう〜「金魚」づくしもお薦めです。
化け猫はいても、化け犬はいません。
妖怪猫娘はいますが、犬男はいません。
オドロオドロしいcatの世界はユーモアに満ち溢れ
楽しいかぎりです。
気にいって頂き、国芳さんも喜んでいる事でしょう。食べられちゃう〜「金魚」づくしもお薦めです。
Like