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一景一話

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【一景一話】 ~心に残る景色との出合いと食の愉しみ~

カテゴリ:フランス( 42 )

今回、夏の訪欧の目的地の一つはパリ。
パリから外へは出ない。
前回同様、さらにパリを極め尽くす。

特に今回はパリの数カ所で絵を描くことになっている。
時間の都合もあるから今回の絵はコンテでさっと描こうと思う。

少し練習をしておこうと思い、ユトリロの 「コタンの小径」 を模写してみる。

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建物にコンテはまったく向いていないことが判明。
ならばと、その上に透明水彩を乗せてみる。

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絵というのは画材でこんなにも変わってしまうのだ。
なんか人間模様をみているような感覚に襲われた。

それで、自然の景色を描くためブーローニュの森を描いてみる。

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ここでまた、コンテで水を描く難しさに直面。
これにはいろいろの工夫が必要。
結局いろいろな画材を持参することに決定。






(完)
by doitsuwine | 2018-07-03 20:02 | フランス | Comments(2)
この夏のバカンスはパリ。

もうすでにかなりの準備が整った。

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あとはいろいろ予約チケットを確保するだけ。

パリなんぞのミーハーな女が行くところへなんか絶対に行くものかと意気込んでいた数年前までの私。
ふと考えてみたら冬に行く場所がパリしかなくなっていたのだ。

中学生の頃から憧れていた場所はパリといっても丘の上のモンマルトル。
前回は一週間滞在して下界へ行ったのは二日間だけ。
あとはモンマルトルを徹底的に散策。

これがまたたまらなく楽しい。
わかる人にはわかってもらえるはず。

ああ、また今から楽しみだ。






(完)
by doitsuwine | 2018-05-25 21:09 | フランス | Comments(4)
パリ郊外のフォンテーヌブローの森にある、バルビゾン村に定住し、風景や農民の生活を描いた画家たちがいた。

ミレー、コロー、テオドール・ルソー、そしてドーミエ。

その中で、ルーヴルで見られる作品のうち、私の一番のお気に入りは、ジャン=バティスト・カミーユ・コロー (1796-1875)の「モルトフォンテーヌの思い出」(1864年)

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森と湖を描写させたら彼の右に出る者はいない。

この叙情的な風景は彼にしか描けない世界。

右の大木が重くならないように、小木の下に人物を配する・・・

風景画のセオリー。
by doitsuwine | 2014-02-28 17:56 | フランス | Comments(0)
ときどきパリに戻り、随想します。

本日は、ルノワール作「読書する二人の少女」

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印象派の作品の多くはオルセー美術館にあるので、ルーブルにはあまり所蔵されていない013.gif

しかもオルセーは撮影禁止022.gif

なぜなのかよくわからない。

ルーヴルは私が好まない宗教画が圧倒的に多い015.gif

さて、この作品、ルノワールはたくさんの娘たちの読書風景を描いているが、私のお気に入りはこれ045.gif
淡い色彩を用い、背後から差し込む光が見事に色調を整えている。

敢えてバックに部屋の様子を描かないのがルノワール。

ふっくらほっぺの愛らしい少女を描くことが多かったルノワール。

お気に入りの一枚038.gif
by doitsuwine | 2014-02-27 17:27 | フランス | Comments(0)
パリは一応、本日で〆とさせていただきます040.gif040.gif040.gif

明日からはルーマニアに飛びます(実際にはルーマニアからパリへ飛びました)。

パリの最終回はクリニャンクールでの戦利品の一つをご紹介。

買った店のディーラーは若いおねぇちゃんで、英語もできたので、プライスダウンを迫ったのですが、なかなかしっかりしておりまして、付け値と私の希望価格の真ん中で交渉成立(よくあるパターン^^;)。

そこで購入したのがシルバーの「エッグカッター」。

ニワトリのデザインに一目惚れ016.gif

刃部が少し欠けているが、蝶番はしっかりしているから使うには全く問題なし。

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帰国して実際に使用してみると・・・・

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う~~~ん、自宅が少しだけヨーロッパになった(*^_^*)
by doitsuwine | 2014-02-09 17:54 | フランス | Comments(2)
私がパリでもっとも愉しんだエンタメは、もちろん「オ・ラパン・アジル」。

今はその周辺に高い建物が林立し、オ・ラパン・アジルの古びた一軒家はかなり浮いている。

しかし、それがかつての下町情緒を彷彿させてくれて、貴重な存在になっている。

その昼間の景色。
ピンクの壁に緑の窓。
ウサギの絵の看板は二階の窓の横。

そしてキャバレーに使われるのは右側の屋根の低い部分。

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狭い部屋にぎゅうぎゅう詰めになるので、覚悟して行ってください。
by doitsuwine | 2014-02-08 17:17 | フランス | Comments(0)
私がパリでもっとも気に入った美術館、それはモンマルトルの丘にある「モンマルトル博物館」。
先に紹介したラパン・アジルのオリジナル看板がある小さな博物館。
ここにはモンマルトルで活動した有名・無名の人たちの絵画やポスターの原画が展示されている。
静かにゆっくり観賞できるのがいい。

その画家の一人、スタンランはローザンヌの生まれで、地元のローザンヌ大学で学んだ。
それから、フランス東部のミュルーズの織物工場で、デザインの練習生の職を得た。
20代前半、スタンランはなおも画家としての修行を積んでいたが、フランソワーズ・ボシオンに新妻ともども励まされて、モンマルトルの芸術家コミュニティに移った。
そこでスタンランはアドルフ・ウィレット(Adolphe Willette)の世話になった。
ウィレットはスタンランをキャバレー黒猫(ル・シャ・ノワール、Le Chat Noir)の芸術家の集まりに誘った。
それがきっかけで、スタンランは、キャバレーのオーナー兼エンターテイナーのアリスティッド・ブリュアンや、他の企業のためのポスターの依頼を受けるようになった。

彼の描いた黒猫のポスターはあまりにも有名で、土産物屋に行けば、そのポスターの絵柄が入ったさまざまな商品を見ることができる。

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しかし、私が気に入った作品はそんな俗化したものではない。
スタンランの世話をしてやったウィレットの作品「Suivez LE」。
こちらは猫ではなく、犬。

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魅力的な女性の左足だけで、これだけ愉しめる絵は珍しい。
by doitsuwine | 2014-02-07 17:43 | フランス | Comments(2)
先に紹介した映画「アメリ」のカフェ、「カフェ・デ・ドゥ・ムーラン(Cafe des 2 Moulins「2つの風車カフェという意味」)。
そのカフェの名となっている「2つの風車」とは、現存する当時の風車ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット(かつては有名な屋外居酒屋だった)とラデの風車のことを指している。

かつてモンマルトルに田園風景が広がっていた頃、高台にあることを利用して、小麦をひく風車小屋がたくさんあった。

しかし、現在ではこの2つしかない。

現在、「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」というレストランになっている場所にある風車は「ラデの風車」の方であり、これはムーラン・ド・ラ・ギャレットではない。

ムーラン・ド・ラ・ギャレットの小屋は、19世紀初頭にガンゲットと呼ばれるダンスホールになり、週末はパリから人々が遊びに来て、20世紀初頭までにぎわっていた。
その様子はルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」(オルセー美術館所蔵)に描かれている。

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この本来のムーラン・ド・ラ・ギャレットは、現在、個人の私有地になっていて近寄ることができない。
by doitsuwine | 2014-02-06 17:56 | フランス | Comments(7)
エッフェル塔は、パリの象徴的な塔である。

フランス革命100周年を記念して、1889年にパリで行われた第4回万国博覧会のために建造されるべくコンペティションが開かれた。

ここで、ギュスターヴ・エッフェルほか2者の案が採用になった。
設計者がステファン・ソーヴェストル、モーリス・ケクランとされたり、エッフェルは工事を請け負ったにすぎないとされたりするが、当時ソーヴェストルとケクランは、2者ともエッフェル社の社員で、エッフェルとともにコンペに参加していた。
最終的にはエッフェルが著作権者となり、この塔の名前の由来になった。

塔の下に彼の胸像があることはあまり知られていない。


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by doitsuwine | 2014-02-05 17:23 | フランス | Comments(0)
今回のパリ散策の心残りの一つ。

それは大好きな「モンブラン」をいただけなかったこと。

このケーキはフランス・サヴォワ県と隣接するイタリア・ピエモンテ州の家庭菓子を原型とし、当初は栗のペーストに泡立てた生クリームを添えたデセール(冷菓)であった。

これをもとに、モンブランを看板メニューとする1907年創業のパリの老舗カフェ「アンジェリーナ」がクリームをメレンゲ上に搾り出した形に発展させた。

写真はその「アンジェリーナ」のモンブラン。

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さすが本家の貫禄。

ランチタイムだったので、ケーキとはいかず・・・

もし、再訪することがあればいただきたい一品。
by doitsuwine | 2014-02-04 18:09 | フランス | Comments(2)