子曰、性相近也。習相遠也。(陽貨第十七)
【釈義】
人の素質にはもともと差はない。学習することによって差は生まれるのである。
人間は生まれながらにして(先天)差があるのではなく、生まれた後の学習(後天)によって差が生じるのであると言っている。これを後世における儒家思想における「性善説」の萌芽であると説く人もいる。
孔子は李氏第十六で、学ぶことに対する姿勢によって人間を四つのランクに分けた。すなわち希有の天才(最上)、学んで知恵を備える者(次者)、困難を覚えて学ぶ者(次々者)、困難を覚えても学ばない者(下者)。
孔子自身は次者であるという。
福沢諭吉が言う。
人は、生まれながらに、貴賤貧富の別なし。ただ、良く学ぶ者は、貴人となり、富人となり、そして、無学なる者は、貧人となり、下人となる。
さらに、次のようにも言う。
学問の本趣意は、読書に非ず、精神の働きに在り。
精神の働きを欠いた読書は糞の役にも立たない。
イギリス料理は糞にもならん。(doitsuwine)
愛の極意は言葉に非ず、気持ちの働きにあり。(doitsuwine)
(了)
ドイツの場合、「料理」すればするほど不味くなるので、料理していない朝食が一番!
料理の限界はカリーヴルスト。
これが一番。
つまりイギリスの「フィッシュ&チップス」と同じ。
今年のドイツはどんな驚愕の料理が出てくるか、今から楽しみだ。